中村剛也のプロ野球新記録を落合博満氏が称賛 「2000三振して試合に…」
落合博満氏が西武・中村剛也選手の2000三振を称賛。自身の20年目時点での三振数には…。
元中日ドラゴンズ監督の落合博満氏が、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」で、プロ野球史上初の2000三振を記録した西武・中村剛也選手について語った。
■中村選手の2000三振を語る
今回の動画は「オレ流トレンド」として、中村選手がプロ野球史上初の2000三振を記録したニュースを取り上げる。
運営スタッフは「2000三振というのがプロ野球史上初なんですけども。三振の多さもあるけれど、ホームランも460本以上打っている。三線が多いというのとホームランの数が多いというのは、なにかあるのか?」と質問する。
すると落合氏は「それだけボール球を振っているということなんだろうと思う。昔はホームランか三振っていうバッターは結構多かったんだよ」と話した。
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■打撃を称賛
さらに「中村が2000三振をするっていうのも、ちょこちょこ当てるバッターよりは、豪快にホームランか三振かっていう、その選択肢のもとで育ってきた選手だったんだろうと思う」とコメント。
中村選手の長所については「思いっきりの良さでしょうね。きれいな打ち方をしている、上からボールをひっぱたくようなね。しゃくりあげるような打ち方じゃなくて、 ボール球を振らなきゃ、理想的に近い打ち方」と語った。
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■2000三振して試合に出るのは…
スタッフから「ホームランのときも三振のときもフォームが変わらない」と指摘されると、「スイングが変わらないというのは良いことなんですよ」と落合氏。
続けて「自分のスイングを貫き通そうと思えばね。ホームランバッターにありがちな傾向ですよ。ホームランか三振かっていうのは」「2000三振をしてゲームに出続けるというのは、たいしたことなんですよ」と称賛する。
そして「落合さんは20年目でいくつ三振しているか知っていますか?」という問いには「知らない」とバッサリ。1135三振だったことを告げられると「そんなしてるんだ。少ないほうでしょ?」と笑っていた。