『ブレイキングダウン8』朝倉未来、日韓戦メインイベントの試合展開に苦言 「レベル低い」
白熱の展開となった『BreakingDown8』の日韓戦。メインイベントではエース・飯田将成が韓国の総大将とぶつかったが…。
21日、東京・後楽園で格闘技イベント「BreakingDown8」(ブレイキングダウン8)が開催。同団体代表で格闘家の朝倉未来が、メインイベントの試合内容に「レベルが低い」と苦言を呈した。
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■初の日韓戦が開催
ブレイキングダウン8で注目が集まった日韓戦。
韓国にルーツを持つ格闘家・秋山成勲が11人の韓国選手を引き連れ対抗戦を挑んできた構図で、全12試合に渡って激しい攻防が繰り広げられた。その結果、日本5勝、韓国7勝で韓国チームが勝利して終わった。
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■判定勝利に両者とも晴れない表情
4勝7敗と日本劣勢のまま行われたメインイベントの「大将戦」では、韓国側の総大将パク・ウォンシクと、ブレイキングダウンのエース・飯田将成が激突。
序盤は両者とも相手の動きを探るため手数が少なく、間合いの取り合いのような展開が続き1分が終了。ドロー判定となりさらに1分の延長線に突入したが、期待された激しい殴り合いには進展せず再びドロー判定となり、再延長となった。
最終ラウンドでは手数で勝った飯田が評価され、3-2の判定で辛くも勝利。喜びの顔を見せる飯田の一方で、パクは判定に不服そうな表情を見せ、首をかしげていた。その後マイクを握った飯田は「お互いまたやろうと(パクと)話した。次はしっかりKOする」と誓ったが、両者の不完全燃焼ぶりはオーディエンスにも伝わっていた。
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■「お互いレベルが低い証拠」
試合後、朝倉は同カードを振り返り、「結果的に大将戦がお互い納得いっていない内容。だからこそ次は韓国に行くストーリーができた」と、リベンジのためブレイキングダウン勢が敵地に乗り込むことを示唆。
一方で「2人とも悔しがっていたけど、カウンターを狙っているから(前に)出れない。その時点でお互いレベルが低い証拠。実力がなかったからああいう試合になった」と、膠着状態が続いた試合展開を厳しい目線で指摘していた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)