北山宏光、ジャニーズ退所の裏で囁かれる評判 メンバーへ取った「行動」に周囲も驚き
キスマイの北山宏光がジャニーズ退所を発表した。北山は陰でグループを支える存在だったようで…。
「世の中の環境が目まぐるしく変わる時代の中、もっといろんなことに挑戦し第二の人生を歩んでみたいと思うようになりました」──。7日、Kis-My-Ft2・北山宏光が8月31日をもってグループを卒業し、ジャニーズ事務所も退所することを発表した。デビュー以来、キスマイを牽引してきた北山。
テレビに映らないところでは、「意外な姿」を見せていて…。
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■グループを牽引する存在
キスマイは2011年にデビュー。デビューから12年間、目立ったトラブルもなく、ジャニーズの中でも安定した人気を誇る。
中でも、北山は藤ヶ谷太輔、玉森裕太と並んでグループを牽引する存在だった。2012年の『J’J Kis-My-Ft2 北山宏光 ひとりぼっちインド横断バックパックの旅』(日本テレビ系)で、インドで全長2,945キロをひとりで横断したり、13年の『いきなり! 黄金伝説。』(テレビ朝日系)の「1ヶ月1万円生活」で6畳風呂なしのアパートで1ヶ月食費や光熱費を切り詰めて生活するなど、アイドルながら身体を張る姿でお茶の間に知れ渡った。
その後も、多くのバラエティ番組に出演し、キスマイの知名度を上げた。
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■業界内での評判は…
グループだけでなく、個人でも目覚ましい活躍を見せた北山。あるテレビ局関係者は、普段の彼についてこう語る。
「学生時代、サッカー部に入っていたこともあり、上下関係がしっかりしています。礼儀正しく、スタッフにもにこやかに接してくれますね。一度仕事をしたスタッフの顔と名前をきちんと覚えていて、別の仕事で会ったら北山さんのほうから挨拶に来てくれるそうです」(テレビ局関係者)。
過去のバラエティ番組や雑誌では、中居正広に憧れていることを明かしていた。北山は憧れの先輩に近付こうとしていて…。
「バラエティ番組のMCに定評がある中居さんを目指していた印象です。中居さんは仕事の打ち合わせで気になる点があればすぐにメモを取ることで有名なのですが、北山さんもメモを持ち歩き、スタッフの話を熱心に聞いていましたよ」(前出・テレビ局関係者)。
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■メンバー思いな北山
今でこそ、キスマイはメンバー全員それぞれの得意分野を生かして活躍しているが、以前は状況が異なった。
前出のテレビ局関係者は「後に本人たちがテレビで話していますが、デビュー当初から目立っていた北山さん、藤ヶ谷さん、玉森さんと比べると、千賀健永さん、宮田俊哉さん、横尾渉さん、二階堂高嗣さんの4人は個性を発揮できず、日の目を見ない時期があったんですよ」と振り返る。
そんな4人を陰ながら支えていたのが北山だった。「いつも4人のことを気にかけていました。キスマイはグループで何かを決める際、年齢や事務所の入所歴などから、北山さんと藤ヶ谷さんの意見が重視されることが多かったのですが、北山さんは他のメンバー、特に年下の千賀さんや二階堂さんの意見をさりげなく聞いていたそうです。自分だけでなく、メンバーへの気遣いを忘れない北山さんの姿勢には驚かされましたよ」(前出・テレビ局関係者)。
キスマイにはリーダーがいないが、北山が陰ながらグループを支えていたのかもしれない。
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■「後輩の面倒見が良い」
北山はメンバーだけでなく、後輩のことも気にかけていたようだ。前出のテレビ局関係者が続ける。
「アニキ肌で、後輩の面倒見も良いです。Sexy Zone・佐藤勝利さんやSixTONES・京本大我さん、ジャニーズJr.のHiHi Jetsなど、後輩を食事に連れて行って悩み事を聞いたり、仕事のアドバイスをしていました。特に、佐藤さんとは2人だけでお酒を飲みながら、仕事からプライベートなことまで相談に乗ってあげることも多かったそうですよ」(前出・テレビ局関係者)。
キスマイを引っ張り、後輩にも優しく接していた北山。これから、新たな道に進むことになるが、どんな分野でも“この時代のチャンピオン”になれるはずだ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)