愛媛県伊予市「chusen」東京からUターンした四川料理人の激ウマ中華をテイクアウト
愛媛県伊予市「chusen」は東京で人気店を経営していた中華料理人がUターンしてオープンさせたテイクアウト専門店。
記者が「昨年東京からUターン移住で松山に来た」と話すと「私もそうなんです」なんて声を聞くことがある。移住の理由はいろいろあるけれど、たまたまめぐりあわせでお会いしただけでも、なんだかうれしくなる。
そんな中、家からそう遠くない場所に、おいしい中華料理がテイクアウトできる店があると聞く。しかも店のオーナーは東京でお店を運営していて、最近ふるさとの愛媛に帰ってきたのだそう。早速気になり調べてみた。
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■東京で30年以上も中華料理店を経営
愛媛県伊予市にある「四川料理の店 chusen」は、2021年11月にオープンした中華料理のテイクアウト専門店。
お店のサイトによると、オーナーの中川優さんは調理師学校を卒業後、東京・赤坂四川飯店で11年修業。独立し、文京区千駄木で中華料理のお店「天外天」を1989年から31年間経営していた。
当日購入の場合は電話で連絡してほしいとのこと。サイトでメニューを確認しながら電話で注文し、お店へむかう。
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■四川料理の店chusenでテイクアウト
購入して家に持ち帰り、レンチンしてみる。今回買ったのは、「チンジャオロースー」(540円)と「海老とイカの塩味炒め」(580円)の2種類。
週の前半と後半でメニューが変わるようだ。辛い料理もあるとのこと。
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■チンジャオロースー
「チンジャオロースー」は赤・黄・緑の鮮やかさが目を引く。他にもたくさん具材の種類がありそうだ。500円台でいいのかと思ってしまう。
食べるとシャキっとしたもやしやタケノコの食感に、よく炒められた野菜と肉の食感が加わる。肉は油やタレがあまり絡んでおらず、あっさりした味わいだが、噛むほど味が染み出てくる。ご飯のすすむおいしさだ。
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■海老とイカの塩味炒め
「海老とイカの塩味炒め」も見た目にカラフルさがある。
主役の海老はきれいに丸まって歯ごたえも味も良い。いくつも入っていてうれしい。
もう一人の主役、イカも期待を裏切らないおいしさ。ジャストな塩味はランチのおかずだけでなくおつまみにも合いそう。
他にさつまいも、パプリカ、レンコン、スイートコーン、ブロッコリー、ネギ、きのこなど。こんなにたくさん具材が入って580円はお得だ。
そういえば品物を受け取るとき「『スパイシーナッツ(250円)』もオススメですよ」と声をかけてもらった。6月は麺類もラインナップに加わるとのことで、昼飯の楽しみが増えそうだ。
四川料理の店 chusen
住所:愛媛県伊予市下吾川1732-9
電話:089-992-9789
営業時間:月・火・木・金:10:00~16:00 土:10:00〜14:00
定休日:水曜・日曜
https://chusen.ehime.jp/
※執筆時の情報です。
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(取材・文/Sirabee 編集部・京岡 栄作)