相手は傷ついているかも… 約6割が「人の欠点」に対して取ったよくない行動
人のコンプレックスに対しては、どのような対応をするタイプが多いのだろうか。
誰にでも欠点はあるが、通常であれば周囲の人は気を遣ってそのことに触れない場合が多いだろう。しかし仲のいい人などとのやり取りで、相手の欠点を笑いにした経験がある人もいるようだ。
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■約6割「人の欠点を笑いに」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象に「人の欠点」に関する意識調査を実施したところ、全体で57.9%の人が「人の欠点を笑いにした経験がある」と回答した。
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■男性に多い傾向
性年代別では、多くの年代で男性よりも女性の割合が高くなっているのが印象的だ。
コンプレックスに対しては、女性のほうが敏感な人が多いのかもしれない。自分もあれこれと言われるのが嫌なために、欠点を笑いにする行為は控えているとも考えられるだろう。
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■親しみを込めてイジっていたら…
後輩の体型を笑いにしていた30代男性は、「体がかなり大きい後輩がいて、仲がいいのでお腹を触るなどしてイジっていました。本人もそのようなキャラだと受け入れていると思っていたのですが、どうも体型についていろいろと言われるのが嫌だったようで…」と当時を振り返る。
今は触れないようにしているそうで、「まさか嫌がっているとは思っていなかったので、その話を耳にしたときは戸惑いました。ただ先輩から嫌なことをされても、気持ちを表に出せないのは当然ですよね。とても悪いことをしていたなと反省して、それからは体型についてあれこれと言うのはやめました」と続けた。
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■自分でネタにはするけれど
体型へのコンプレックスを自分でネタにしている20代女性は、「私は人よりふくよかな体型をしていて、そのことを自分でネタにしているんです。周囲の人も触れていいか悩むところだと思うので、こちらから話題にしていけば変な気を使わせないでいいと思って…」と気持ちを述べた。
しかし初対面のときからイジってくる人は嫌なようで、「親しい人が体型のことをネタにしてくれるのはいいのですが、初対面からいきなりイジってくる人はあまりいい印象はありません。さすがにいきなりそのようなことが言える人は、他の面でも空気が読めない行動が多いと思うので…」とも話していた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女1,000名