もう食べられないのに… 約7割が「満腹」で箸が止まったときに言われた言葉
もうお腹がいっぱいなのに、そこまで言われたら…。
実家に帰ったり親戚の家に遊びに行ったりしたときに、おもてなしなのか食べきれない量の料理が出てくることがあるかもしれない。しかもお腹がいっぱいなのに、「遠慮せず食べて」と言われた人もいるようだ。
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■約7割「お腹がいっぱいなのに…」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象に「食事」に関する意識調査を実施したところ、全体で73.0%の人が「お腹がいっぱいなのに、『遠慮せずに食べて』と言われた経験がある」と回答した。
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■40〜50代の女性に多く
性年代別では、40〜50代の女性が8割を超える高い割合になっている。
しかし男性でも40代以上は7割を超えていることから、幅広い層の人が満腹なのにさらに食べるように勧められた経験があるといえるだろう。
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■実家に帰ると大量の料理が
実家に帰ると親が大量の食事を用意してくれるという30代女性は、「たまに実家に帰ると、親が私の好きな食べ物をこれでもかってくらい用意してくれています。その気持ちはとてもうれしいのですが、さすがに一人では食べきれない量なので困りますね。私が実家にいるときに、食べていた量を思い出してほしいと思ってしまいます」と悩みを打ち明ける。
さらには、「食べる手が止まると、『遠慮しないで』と言われるんですね。親子なので、そんなところで遠慮なんてしません。ただもうお腹には入らないから、箸が進まないだけなんです。いつも同じやり取りをしているので、いい加減、量を減らすなどの対策をしたほしいのですが…」と複雑な気持ちを述べた。
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■無理してお腹を壊す人も
ツイッターでは、「複数で食事会していてお腹いっぱいだから食べないでいると、『遠慮しないで食えよ』とよく言われるが『いや大丈夫です』と返すが『遠慮すんなって』となる」や「本当にお腹いっぱいなんだけど、『遠慮しないで』と勧められ無理してお腹がピー助」と食べさせてくる人に不満も。
また食事を勧める側の人は、「30年以上生きてきたけど、食事中の相手の『遠慮している』か『お腹いっぱい』かの判断がいまだにつかない。『遠慮しないで食べなよ』って言うとお腹がいっぱいらしい」と悩む声もあった。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女1,000名