電車の遅延理由「乗務員トラブル」に違和感抱く人が続出 「ケンカかと」「体調不良って言って」
鉄道会社が電車の遅延の理由を「乗務員トラブル」と説明したことに、違和感を持つユーザーが続出。ケンカを連想する人も…。
きょう3日早朝、JR常磐線各駅停車の北小金駅で乗務員の体調不良などが発生。この影響から東京メトロ千代田線などのダイヤが乱れる事態になった。この遅延に際して、鉄道会社が「乗務員トラブル」と説明していることについて、ツイッターではさまざまな声があがっている。
■「乗務員トラブル」がトレンド入り
ダイヤの乱れにより通勤や通学の人が巻き込まれる事態となったが、遅延について、鉄道会社の公式サイトなどでは「乗務員トラブルのためダイヤが乱れています」と説明。
これにさまざまな声があがり、ツイッターでは「乗務員トラブル」がトレンド入りした。
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■「ケンカかと思った」の声
鉄道の遅延理由として「車内点検」「線路内に人が立ち入り」などのほかに、「お客様同士のトラブル」とアナウンスされる場合があり、乗客同士のケンカであることが多い。
そのため、「乗務員同士のトラブルって聞いたとき、運転士と車掌でケンカし始めてるのかと思った」「なに? 乗務員トラブルって。乗車拒否や、乗務員同士でケンカしてるとか? 乗務員の体調不良でしょ。なんで正直に書かないのだろう」「乗務員トラブルって言うから職務放棄とか乗務員同士のケンカかと思ったわ(笑)」との声が。
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■「かわいそう」の声
また、「乗客が体調不良になっても『乗客トラブル』とは言わないよね。乗務員が体調不良になって『乗務員トラブル』って言われるのかわいそう」といったコメントも。
「乗務員トラブルって言われたらなになになに? ってなるけど、『お腹が痛くなっちゃったので』とか言われたら『それは大変だ。お大事に』ってなるから『急病』や『体調不良』って言ってほしい」「トラブルって表現にモヤっと違和感。ちゃんと『急病』とか『体調不良』って書いてほしい」と、疑問を抱く人もみられた。
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■理解を示す人も
その一方で、「体調不良とそれをカバーするための動き、結果、全部含めトラブルって言い方しただけでは?」「troubleって英単語には病気とか不調って意味もあるよ」「どうせ『体調不良』って言ったら『乗務員の体調管理ができてない』とか言うんやろ? ならばどう案内しても同じだよ」と説明に理解を示す声も。
さらに、「乗務員トラブルって書いても乗務員の体調不良って書いても炎上する世界なの何とかなりませんか…」「乗務員トラブルって表現に文句言う人いるのか…」と、話題になることに驚く人も見受けられた。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)