「この魚の名前は?」マニアックさが歴然 “水産庁職員ならでは”の回答に「恐れ入りました」の声
魚の写真を見せて名前を聞くアンケートを実施したところ、水産庁職員とそれ以外の一般職員との違いがはっきり分かる結果に…。
農林水産省が4日、公式ツイッターを更新。「魚の名前」についての問題を出題した際の、水産庁職員の回答を紹介し、反響を呼んでいる。
■それぞれ10人ずつに質問
水産庁は農林水産省の外局で、水産資源の保存、管理、水産物の安定供給の確保、水産業の発展などに関する業務を担当する行政機関。
公式ツイッターでは、「『水産庁はこんな職場です』がよく分かるグラフがこちら」と2種類の円グラフを紹介。グラフは、魚の画像を見せて「この魚の名前は?」と10人にアンケートを取った際の回答結果で、水産庁以外の職員の回答は「サバ」が8人、「アジ」が1人、「分からない」が1人だった。
これに対し、水産庁の職員は9人が「マサバ」、1人が「サバ」と、全員がサバであることを認識している上に、大半が標準和名で回答している。
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■メジャーな魚でも難しい?
さらに、農林水産省の公式YouTubeチャンネル『BUZZMAFF ばずまふ(農林水産省)』でも、サバとイワシの画像を見せて名前を答えてもらうアンケートを実施した。
水産庁の職員がそれぞれ「マイワシ」「マサバ」と答えたのに対し、それ以外の職員は「サバ」「アジ?」などとあまりピンとこない様子。
この結果に、「スーパーでは切り身だったり刺し身だったりの状態になって並んでいることが多いのかな。確かにメジャーな魚でも意外と難しいのかな」と結論づけ、「スーパーに行って商品を見るときに楽しめるようになっていくので、知識をつけて魚を食べていただければ」と呼びかけていた。
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■「恐れ入りました」の声
水産庁の職員ならではの回答に、ユーザーからは「恐れ入りました」「知らない人は本当に知らない、分からないものなんでしょうね」「おつかいで『サバ』を買ってきてと言われて『アジ』を買って帰ったことを思い出しました」といった声が寄せられた。
また、中には「マサバとゴマサバは海域によってはハイブリッドも結構いるので、写真だけでは即答できないですね。『サバ』が正解じゃないですか(笑)」とマニアックにツッコミを入れる人も見受けられた。