干上がった地へ水が満ちる動画に感動の声殺到 「川はこうして作られる」
インドの森林局員が、川が蘇る様子を映した動画を共有。その美しい光景に、感動と感謝のコメントが殺到している。
インドの森林局職員が、「川がどのように作られるか」を説く動画を公開し、人々を驚愕させた。現地メディアである『NDTV』が報道している。
■「川はこうして作られる」
インドの森林局職員であるパルヴィーン・カスワンさんは、普段から自然や生物に関する興味深い投稿を、定期的にツイッターで共有している。
そんなカスワンさんがこのたび「川はこうして作られる。森は川の母。今日の朝6時。チームとともに徒歩でパトロール中」と書いた投稿で、乾季で干上がった川床がゆっくりと水で満たされていく様子を動画で紹介し、話題を集めた。
関連記事:インスタで捜し当てた幼なじみと18年ぶりにつながった女性 SNSの力に感動の声
■美しい動画に人々は感謝
SNSユーザーたちは「いつか同行して、あなたのチームと一緒に散歩しながら、息をのむような美しさに直面することができたら本当にうれしい」「このような美しい景色、鳥、森などを見ることができてとても幸運だ」と述べ、カスワンさんに感謝している。
他にも「私もウッタラーカンド州で、これを目撃する機会に恵まれた。水が湧き出て流れ始め川に変わっていく様子は、非常に力を与えてくれる」と、共感のメッセージも寄せられた。
関連記事:弟を救おうとした高校生の兄が溺死 サッカーボールを拾うため川に入り…
■貴重な瞬間の映像
インドのほとんどの地域には、7〜9月にかけてモンスーンシーズンが到来する。乾燥地帯が多いインドでは恵の雨ではあるが、大洪水を起こす地域も多く、農村や山岳地域では大規模な水害事故が起こる。
あるユーザーは、「私は幼少期を川の近くの鬱蒼とした森で過ごした。雨季に入ると地元住人は河川への立ち入りを禁止される。ほとんどの場合、川の流れは大洪水に変わり、このような場面を見ることは大変貴重である」とコメントしている。
つまりモンスーンに入ると、川が流れ始める瞬間を見ることは大変珍しい。カスワンさんの動画が、それだけ貴重なものだということが分かる。