「これは名案かも」 警視庁が教える宅配便のエアー緩衝材の使い道に驚きの声
宅配便のダンボールに入っているエアー緩衝材、じつは便利な再利用方法があった? 警視庁警備部災害対策課のツイッターの投稿を実践してみた。
宅配便のダンボールの中に入っているエアー緩衝材(エアークッション)。何かに再利用できそうだけど思い浮かばず、結局は「パンッ!」と音を立てて握り潰している人は多いのではないだろうか。
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■再利用しているのは5割強
エアー緩衝材について、Sirabee編集部が全国10〜60代の男女1,000名に調査したところ、「再利用したことがある」と回答したのは全体の54.2%。約半数の人がそのまま捨てていると考えると、使い道に迷っている人は意外にも多いと考えるべきだろう。
『メルカリ』『ヤフオク!』などで出品する人はそのまま再利用できるものの、それ以外の使い道は難しい…。
そんなエアー緩衝材の再利用方法について、ライフハックや災害時に使えるワザを紹介している警視庁警備部災害対策課のツイッターが投稿した活用方法が話題を呼んだ。
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■「いざ」のときに使える袋に
緩衝材の片側をハサミで切って空気を抜き、つながっている袋をそれぞれ切り離して1枚の袋に分ける。こうすることで避難所での小さなゴミ袋やペットの汚物入れとして活用できる。
また、袋をすべて縦に折り、それぞれ重ねて…
1枚だけ底の一部分を切り抜くと、取り出し口になってより使いやすくなる。
思いつきそうで思いつかないこの再利用方法に、ネット上では「今まで捨てて困ってたものがこんな便利グッズになるなんて」「これは名案かも」と驚く声や、すでに活用しているユーザーからは「排水溝の髪の毛をとる専用袋にしてる」「小さいものは切手など、細かいものを収納する仕分けに使えます」「犬猫の取りに大きさがちょうどいいんですよ」といった声が寄せられている。
緩衝材が家に大量に余っている人や、使い道に困っている人はぜひ試してみてほしい。
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■宅配便の緩衝材が便利袋に!
宅配便の荷物を保護する緩衝材がありますが、そのまま捨ててはいませんか?それを活用する方法を紹介します。緩衝材の片側を切り取り、空気を抜いて切り離し、1枚の袋として使います。避難所での小さなゴミ袋やペットの汚物入れとしても便利だと思います。一度試してみてはいかがでしょうか。 pic.twitter.com/amup8hMF5Z
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) May 9, 2023
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(取材・文/Sirabee 編集部・二宮 新一)
対象:全国10代~60代男女1000名(有効回答数)