古舘伊知郎、マイナンバーカードに怒りを爆発 「国民をバカ扱いして…」

トラブルが相次いで伝えられたマイナンバーカードについて、古舘伊知郎が持論を展開。問題の根本に「日本語の複雑さ」があると指摘する。

2023/07/13 14:05


古舘伊知郎

フリーアナウンサー・古舘伊知郎がこのほど、自身の公式YouTubeチャンネル古舘伊知郎チャンネル』を更新。さまざまなトラブルが伝えられるマイナンバーカードについて、自身の意見を語った。

【動画】古舘がマイナカードについて語る



■「廃止、少なくとも一時停止に」

古舘は、国民に割り振られる「マイナンバー」と、写真付きの身分証明書である「マイナンバーカード」について、「まったく別個のもの」と強調。当初は、マイナンバー制度自体についても反対していたが、調べていくうちに「百歩譲って、ありだと思うしかない」と考えが変わったという。

しかし、「マイナンバーカードという、この破綻しているものに関しては廃止、少なくとも一時停止にしてもらわないと困る」と話す。


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■「日本語の複雑さ」が問題

他人の保険証情報の紐づけなどのトラブルが相次いで伝えられていることに、「コメンテーターでも、専門家の方でも『始まりにおいてはいろんなエラーが起きる。落ち着いたときにはとても便利な制度なんだ。必要なデジタル化なんだから』『今はちょっと我慢のしどころだ』なんて言ってる人いますけど、大間違いだと私は思っているんですよ」と主張。

日本では、名前の表記にひらがな、漢字、カタカナ、ローマ字が使用されており、さらに漢字の読み仮名も含めて「日本語の複雑さ、これを考えていないというのが今回のマイナカードに関する根本問題」と指摘。


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■「一番得をする」のは…

続けて、「世界で最も複雑なシステムになってしまったといっても過言ではない。欠陥住宅と同じだと思う。『ここが問題だ』と修繕修理をする、直って良かったと思ったら、直したことがきっかけで別なところと連動して別な欠陥が浮かび上がってくる」と例える。

「際限なく修理をしなきゃっていうのと似てて、その都度システム改修を繰り返していけば、一番得するのはシステム開発をしている大手企業ですよ。各省庁の仕事を請け負ってやってる大手は儲かりますね。このIT関連でね」と皮肉も。

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