ポケモン公式が“非公式ワード”を使った? その後の対応も含めてファンからは驚きの声

ポケモン公式が「非公式ワード」を認めた? ファンからは驚きの声が。

2023/07/15 04:30


ポケモンSV

5日、『ポケットモンスター』シリーズの公式ツイッターアカウント「【公式】ポケモン情報局」が更新。投稿の中に登場した「非公式ワード」が話題を呼んだが、その後の対応にも注目が集まった。



■非公式ワード「個体値」を使用

この日、「【公式】ポケモン情報局」では、ポケモン公式YouTubeチャンネルにて配信している『放課後ポケモン研究部』の#8の配信を紹介する投稿に、動画の内容をざっくりと紹介した漫画が添えられていた。

その中で同作に登場する「きんのおうかん」というアイテムの説明の部分で「50Lv以上のポケモンに使うと全ての能力の個体値を最高に鍛えてもらえる」と記載されていた。

これらに対しては一切間違った記述はないのだが、じつはこの「個体値」という表現は、これまでポケモン公式において「非公式」とされるワードだったのだ。


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■「個体値」とは…

「個体値」とは、各ポケモンに割り振られた能力値のことであり、各ステータスで31分割されている。対戦で運用されるポケモンは「個体値」が最大の個体を使うのが基本となっており、個体値が最大のポケモンを手に入れるためにガチ勢らは、皆揃って膨大な時間をかけて孵化を繰り返す「厳選」を行なうのだが、それらを解決するための手段として「きんのおうかん」を使うのだ。

他にも「努力値」「種族値」と呼ばれるポケモンの能力値を示すワードがあり、「個体値」と併せて「三値」と呼ばれているのだが、これらは全てネット掲示板や個人サイトで独自に作られたワードで、公式的には「非公式ワード」としてこれまで一切使われることはなかった。


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■「これは英断」と驚きの声

これらの数値はこれまであえて「別ワード」が使われており、「個体値」は「生まれつきのつよさ」と呼称されていた。しかし、今回の投稿で公式が「個体値」というワードを使用したことに対して、ファンからは驚きの声が続出。

「個体値が市民権を得たぞ!」「個体値ってなんだ? 知らない単語だなぁ。教えてくれよ情報局」「生まれつきのつよさ君どこ…?」「これは英断だぞ」といった声があがっていた。


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■その後の公式の対応は…

ファンからの反響があがると、「【公式】ポケモン情報局」は今回の投稿を削除。やはり「個体値」というワードは、公式的には認められず、今後も「生まれつきのつよさ」として呼称されるようだ。

ただ、近年ポケモンシリーズでは、初めて「ハイドロポンプ」の略称について言及したりと、ユーザーらが独自で呼び始めたワードへの寄り添う様子がみられるため、今後もしかしたら「個体値」のワードが公式化される可能性もあるかもしれない。

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(取材・文/Sirabee 編集部・北田力也

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