駐日ジョージア大使、乗車中に襲撃される 「国際問題では」憤りの声も
ティムラズ・レジャバ駐日ジョージア大使が、乗車中の車のドアを開けられて襲撃されたことを報告。ユーザーからは「国の恥」「大使館襲撃と同じ」と衝撃を受ける声も。
駐日ジョージア大使のティムラズ・レジャバ氏が14日、公式ツイッターを更新。何者かに乗車中の車のドアを開けられ、襲撃を受けたことを報告した。
■手を突き出す様子の動画も
レジャバ氏はこの日の午後、「突如大使車のドアをあけられ攻撃されましたが、これはひどいです。大使館のドライバーの冷静な対応に感謝します」とツイート。「日本の法執行機関のしかるべきご協力に期待します」と記して動画を添えた。
レジャバ氏本人が撮影したとみられる動画には、運転席側のドアを開けた人物が、後部座席に座るレジャバ氏に向かって手を突き出す様子が映っている。
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■「許されてはなりません」
レジャバ氏は続くツイートで、「多くの方にご心配いただき、本当にありがとうございます。幸い私に怪我はありません」と報告。
「しかし、今回の件は大きな動揺を招きました。『暴力』で何かを表現することは絶対にあってはなりませんし、許されてはなりません。捜査や報道の関係者の皆様に御礼を申し上げます」とつづった。
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■「交通トラブル」と110番通報か
報道によると、東京都港区赤坂の大使館近くで、レジャバ氏の乗る車の運転手が「交通トラブルで胸ぐらをつかまれた」と110番通報。運転手と別の人物が、何らかの原因によってトラブルになったとみられ、警視庁赤坂署が事情を聴いているという。
レジャバ氏はその後のツイートで、運転手の男性について「我らが大使館のヒーローです。私を庇ったドライバーの冷静な対応のおかげで大事に至りませんでした。心の労いに、気持ちばかりですが、うなぎ弁当を差し入れました」と紹介している。
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■「国際問題では」の声も
レジャバ氏といえば、先月には「ラーメン二郎」を訪れたことを報告して話題に。日本文化を楽しむ様子などユーモアを交えたツイートが人気を集め、フォロワー数は24万人となっている。
レジャバ氏がトラブルに巻き込まれたことに、ユーザーからは「お二人とも大きな怪我がないようで良かったですが、暴力は絶対に許されることではないです」「大使館の職員が白昼堂々襲われるだなんてあってはならないこと。国の恥だと思うし普通に国際問題では」「大使館ナンバーの車=移動式大使館ってことは、大使館襲撃と同じ行為…」と憤りやショックの声が寄せられている。