ビートたけし、大谷翔平本塁打王への“最大の敵”を指摘 「満塁で敬遠…」
ビートたけしと五十嵐亮太氏が、大谷翔平の「本塁打王の可能性」や「立ちはだかりそうな敵」を語り…。
23日放送の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)で、ビートたけしと元東京ヤクルトスワローズの五十嵐亮太氏が大谷翔平選手の「ホームラン王の可能性」について語った。
■大谷選手の近況を特集
大谷選手の近況を特集したこの日の『TVタックル』。オールスターゲーム開けの試合でも打撃絶好調で、「ホームラン王に向け独走状態だ」と取り上げる。
番組は「愛され力が高い」と紹介し、中高年女性が「(魅力は)やっぱりホームランシーンよ。どこまであんなに速く振れるの? 私78歳で、バッティングセンター行ったことあるんだけどね、90キロのボールがやっと当たるだけ」「パフォーマンスに嫌味がない」などと話す様子が放送された。
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■たけしが勝負を避けられる可能性を指摘
「ホームラン王の可能性」について、五十嵐氏を交えて出演者がトークをする。
その中でたけしが「前にバリー・ボンズが満塁で敬遠されて、1点あげたというのがあったよね」と指摘すると、五十嵐氏も「本当に極端な話、それくらいになるのではないかというぐらい大谷選手はすごいので、勝負を避けられる可能性は高いと思います」と解説した。
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■チーム状況で攻め方が変わる?
東国原英夫は「プレーオフとかワイルドカードの可能性がなくなった場合、大谷選手への攻め方はどうなりますか?」と質問する。
これに五十嵐氏は「相手チームにもよると思います。相手がプレーオフがかかっていた場合だったら、絶対歩かされます。おたがい順位が低くて、プレーオフがかかっていないチームは勝負すると思います。ただ10勝がかかっていたり、なにかがかかっていたりすると、別に勝負する必要がないので、いろんなものがかかわってくる」と語った。
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■脅しが入る?
たけしは「ハンク・アーロンも結構酷い目にあったけど、その前はジャッジの前にロジャー・マリスでしょ。マリスも(ベーブ・ルースの)記録を破るなって怒られて、訴訟があったりして。アジア人でホームラン王になるとか、アーロン・ジャッジの(年間本塁打)記録を破ろうとなると、相当脅しが入ってくるんじゃないかな」と指摘する。
この疑問に五十嵐氏は「アメリカ人がどこまで考えているかですよね。アメリカ人もプライドは強いと思うので、勝負を避けてホームラン王にならなかったとなった場合、ピッチャーだったりチームは結構言われてしまうと思うんですよ」と解説していた。
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)