上原浩治氏、高校球児の“球数制限”は「難しい問題だよなぁ」 賛否両論集まる
高校球児の球数制限に言及した上原浩治氏。ファンからも「ケガが怖い」「本人の意思を尊重してあげて」と賛否両論が寄せられた。
元プロ野球選手で野球解説者の上原浩治氏が24日、公式ツイッターを更新。高校野球における「球数制限」について言及した。
■1週間で500球以内
高校野球では、2020年春の選抜高校野球大会から、すべての公式戦において、投手の身体的な負担を軽減するため、「球数制限」のルールを実施。1人の投手の投球数を「1週間で500球以内」とした。
ただ、実際には1試合を完投しても100~150球程度であることが多いため、桑田真澄氏らからルールの実効性に疑問の声もあがっていた。
また、強豪校以外では複数の投手の育成が難しい場合もあり、今夏の大会の地方予選では、球数制限のためにエース投手が降板した後に失点して敗れるケースがみられた。
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■「何が正解なのか…」
上原氏は、「そうなんや… 地方予選から、球数制限があるんだ。難しい問題だよなぁ…」と、このルールに言及。
「個人的な意見としては、なくてもって思ってしまうけど」と、上原氏自身は球数制限に否定的な見方を示しながらも、「選手たちの今後もあるわけだし…何が正解なのか…分からない」とつづっている。
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■ファンからも賛否両論
球数制限にはファンの意見も分かれている。“賛成派”からは「将来を考えたら今のが正解」「やはりケガとかが怖いですからね。高校野球もリリーフや抑えが当たり前になる時代がきてもいいと思います」「地方予選からやらないと意味はないでしょうね」との声が。
その一方で、「試合前にチームで制限するかしないかを選択できる形式にすればいいと思います」「本人の意思を尊重してあげてほしいです」と柔軟な対応を求める意見も寄せられた。
また、「球数制限より過密日程の負担はあるんですかね?」と、試合日程に対する疑問の声も届いている。