農水省が推奨する裏ワザ的「炊飯術」があまりに有能 15分で激ウマ白米が…
農林水産省が紹介する「フライパン」を使った炊飯術。超カンタンとあり、早速試してみた。
農林水産省がオススメするお手軽「炊飯術」がある。8日、同省の公式Twitter(現・X)がその手法をネットで紹介すると一気に拡散され、「マジで旨かった!」「救いの神Tweet」「停電した時のため今から実験して炊いてみます!」と話題を呼んでいる。
【話題のツイート】農水省公式アカウントによるカンタン炊飯のススメ
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■フライパンを活用
「試してほしい!フライパン1合炊飯」とタイトルを付け、今回の炊飯術を紹介した農水省の公式アカウント。
その方法は3工程からなり、要約すると①洗った米1合に220mlの水を入れ30分ほど浸す ②フライパンに水ごと米を入れ、蓋をし強火で1分、その後浸した水がなくなるまで弱火で5分、仕上げに強火で1分 ③火を止めたら蓋をしたまま5分以上蒸らす、というもの。
「簡単なのにお米の旨みが感じられるこの炊き方に最近ハマっています」と同省“中の人”はポイントを添えている。
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■「停電した時とか良い」の声も
洗い物のしやすいフライパンを活用し約15分で米が炊けることに、ネットでは「只の有能」「こんな短時間で炊けるのか知らんかった」「やってみた。大変美味しいです」と称賛する声が相次いでいる。
一方で電気炊飯器を使用しないという点に注目し、「停電した時とか良い」「ちょうど台風で家にこもっていたので作ってみました」「外国の方にとって有益」と感心する声も散見されている。
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■「ぱちぱち」してきたら完成の合図
早速、記者も農水省ツイート通りに炊飯にトライしてみた。用意した材料は水220mlと米1合。
手順通り米を洗い、30分浸水。米がふやけてきたら、フライパンに入れ蓋をし火にかける。ちょっと水が少ないんじゃないかと不安もあったが、中を見るといい感じにフツフツしている。
弱火でさらに炊き込み、最後に強火にするとフライパンから「ぱちぱち」という音。これが中の水分が無くなった証拠で、火から外して5分ほど蒸らした。
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■美味しく炊けました…!
蓋を開けると、炊き立ての良い香り。蓋についた“重湯”で火傷しないよう注意しながら、しゃもじで切るようにして全体をほぐす。残った水分が均一に広がった感じになり、ふっくら感が増した印象だ。
口に運ぶと、米の芯も残っておらずじつに美味しい。ただ、炊飯器で炊いた時よりやや水分が多く感じた。きっとフライパンの素材や大きさによって個人差が出るのだろうが、まったく問題にならない。
1食のためだけに炊飯器を出したくない、洗い物が面倒…などの億劫を解決しつつ、緊急時にも使える裏技として覚えておきたい。