『坂本ですが?』作者が36歳で死去 ガン闘病1ヶ月での訃報に「早すぎる」の声
漫画『坂本ですが?』を描いた漫画家・佐野菜見さんの訃報が知らされた。「めちゃくちゃ悲しい」と沈痛するユーザーが相次いでいる。
漫画『坂本ですが?』(KADOKAWA)などの著者として知られる漫画家・佐野菜見さんがガンにより死去。36歳だった。16日に漫画誌『ハルタ』(同社)の公式ツイッター(現・X)にて訃報が伝えられ、ネット上で悲しみの声が広がっている。
■闘病1ヶ月で死去
同誌の公式ツイッターは「読者の皆様へ」と題して投稿。
「漫画家の佐野菜見さんが8月5日に逝去されました」とし、「『坂本ですが?』『ミギとダリ』など素晴らしい漫画を描いてくれたことに感謝すると共に、心よりご冥福をお祈り申し上げます」と追悼。
添えられた画像には入院中の佐野さんの様子や言葉などが書面でつづられていたほか、佐野さんの家族から届いたメッセージも公開している。
そこには、「ファンの皆様へ 娘の菜見は進行の早いガンにより闘病1ヶ月という早さで8月5日に旅立ちました。ご愛読いただきましてありがとうございました」と感謝の言葉があった。
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■遺書から抜粋
佐野さんの家族は、遺書から抜粋した言葉もファンに見せる。「この人生は楽しい人生だったわさ 私はこれから多分もっと自由な世界にいってきます アバヨ」と別れが告げられていた。
佐野さんは2010年に漫画家としてデビュー。2011年から2015年まで連載した学園コメディ漫画『坂本ですが?』は2016年にアニメ化した。
ギャグとサスペンスをテーマにした『ミギとダリ』(同社)は今年10月からアニメ版の放送を予定している。
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■多数のユーザーが沈痛
36歳と若くして亡くなったことには悲しみの声が多く上がった。
「めちゃくちゃ悲しい」「佐野菜見先生どうして…」「36歳…若すぎる…」と沈痛な想いをつづるユーザーが相次ぎ、「ご冥福をお祈りいたします」と追悼の投稿も寄せられている。
闘病からわずか1ヶ月で旅立ったことについて、「闘病1ヶ月はあまりに早すぎる…」と反応するユーザーも見られた。
多数のユーザーが佐野さんを偲び、「佐野先生」「闘病1ヶ月」などの関連ワードがトレンド入りした。
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