PAで発見したおにぎり、常識外な金額に目を疑う… 「誰が買うんだよ」とネット民驚愕
フランスのPAで発見したおにぎり。思わず二度見してしまう価格に、驚きの声が多数寄せられているのだ…。
世界に名だたる日本食といえば「寿司」がその筆頭。しかし、より人々の生活に身近な存在のソウルフードとなれば「おにぎり」に軍配が上がるのではないだろうか。
以前、X(旧・ツイッター)上では、海外で発見された「とんでもないおにぎり」に、驚きの声が寄せられていたのだ。
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■このおにぎり、何かがおかしい…
今回注目したいのは、フランスのパリ3区にあるお好み焼き屋「OKOMUSU」店主・田淵寛子さんが投稿した1件のポスト。
「わーすごい!! パーキングエリアでもおにぎり売ってる!!! 日本文化浸透」と、ウキウキな文言が並んだ投稿には、店頭にズラリ並んだ「コンビニおにぎり」のような商品の画像が添えられている。
フランスでもおにぎりが人気なのか…と、日本人として感慨深い気持ちになるも、値段を知って驚愕。田淵さんは「5.99ユーロ(934円)!!!」と、驚愕のネタばらしを綴っていたのだった。
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■「円安の影響?」と衝撃走る
具材にも左右されるが、日本におけるコンビニのおにぎりの価格といえば、160〜200円が相場。おにぎり1個で900円超、というのがいかに異常事態であるか、改めて感じられた思いである。
前出のポストは、投稿から数日で1,000件近くものリポストを記録しており、他のXユーザーからは「値段を見ずに、日本の感覚で3個くらい買っちゃいそう」「値段はさておき…味は?」「逆に、日本が安すぎるのかもしれない」「これ、誰が買うんだよ…」などなど、驚きの声が多数寄せられていた。
フランス在住のポスト主・田淵さんに、現地の「おにぎり事情」について尋ねてみると…。
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■フランスの「食事情」に驚き
発見時の感想について「おにぎりが流行ってきているのは感じていましたが、まさかPAにまで進出してきているのは驚きでした。そして値段を見て、高くてびっくりしました!」と、振り返る田淵さん。
フランスのPAも基本的には日本とよく似ているそうだが、田淵さん曰く「フードのエリアは、日本にはかなり劣ります。お土産品も日本よりは少ないです」とのこと。
また、フランスのスーパー店頭に並ぶおにぎりは4ユーロ前後(約630円)であり、やはりPAで発見したおにぎりは「フランス国内でもかなり高額」であることが窺えたのだ。
田淵さんは「フランスにはコンビニのようなものはほぼ無く、あったとしても割高な食べ物を売っているお店くらいで、もちろん24時間営業ではありません」「スーパーで買える小さい単品サラダで3ユーロ前後(約470円)、いろいろ入って1食になるサラダは6〜9ユーロ(約950〜1,430円)くらいすると思います」とも補足しており、日本の「コンビニ文化」とは事情が大きく異なる模様。
「OKOMUSU」店主 田淵寛子の #セブンルール
1. フランスに媚びない
2. キャベツはフードプロセッサーで粗みじん
3. 日曜朝はマルシェでストレス発散
4. 帰国したら水掛不動尊にお参り
5. 月イチでパートナーとデート
6. 賄いは手を抜かない
7. 「一生で1回だけのお好み焼き」だと思って焼く pic.twitter.com/Di11YVuv3L— 7RULES (セブンルール) (@7rules_ktv) February 14, 2023
フランスを訪れた際に日本食が恋しくなったら、現地のおにぎりにトライするのも手だが…。ぜひ、フランス人に合わせてレシピを変えない、日本ながらの味の提供と「一生に1回のお好み焼き」をモットーとする田淵さんの店に足を運んでみてほしい。