イトーヨーカドー、消えた“アレ”にそっくりな商品が… 「みんなの鳥がここに」懐かしむ声
ツイッターの鳥が消えて1ヶ月。ネット上では、イトーヨーカドーの商品に注目が集まっていて…。
ツイッターがXに変わって1ヶ月経った。黒色をバックに白抜きで描かれた「X」のロゴに慣れない人も多いかもしれない。
ネット上では、イトーヨーカドーの「ある商品」が話題を呼んでいて…。
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■のれんの柄が話題に
事の発端は、8月初旬、Xに投稿されたあるポストだった。内容としては、イトーヨーカドーののれんがツイッター時代のロゴに似ているというもの。
調べたところ、こちらの商品は8月に数量限定で販売された「イトーヨーカドーオリジナル ハト柄のれん」であることが判明。青空のような水色をバックに、白い鳥が飛んでいるようなデザインだ。
旧ツイッターの鳥とは大きさや向きが異なるが、たしかに一瞬見間違えてしまう…。
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■懐かしむ声が続出
ツイッター時代に見慣れたロゴが消え、名残惜しむ声も少なくない。イトーヨーカドーののれんの柄に、旧ツイッターロゴの面影を感じる人がいたようだ。
ネット上では「逃げたTwitterバード、ここに集結してたんか」「みんなの鳥がここに集まってきた感」「幸せが訪れそう」など、懐かしむ声が続出。
また、「似てるけどだいぶ違うで」「みんなよく見るんだこれは全く別物」「一瞬見間違えるほど、ツイッターの鳥消えたショック大きかったんかな」といった冷静な意見も見受けられる。
思わぬ形で注目を集めたのれんはどんな商品なのか。イトーヨーカドーを運営するセブン&アイ・ホールディングスに取材を敢行した。
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■開発の裏側を聞くと…
イトーヨーカドーといえば、青・白・赤の3色を使用した鳩マークでお馴染み。なぜ、件ののれんは同店のシンボルとは異なる配色なのか。
セブン&アイ・ホールディングスの担当者によると、ハトの日(8月10日)の企画で、お馴染みのトリコロールのロゴマークが入った商品を多数発売したとのこと。一方で、話題ののれんや座布団、枕カバーは水色と白を貴重としたデザインとなった。
担当者は、「基本はトリコロールのハト柄を採用しています。ただ、多品種の展開になるため、バリエーションとしてCIカラー(※企業や団体等の組織を象徴する色)を使用した単色柄も設定しました。全てをトリコロールのロゴマークで統一すると、企画として面白みの欠ける単調なものになることも懸念しました。特にサイズの大きいアイテムに関しては、『使いやすいデザイン』『部屋と馴染むデザイン』を考慮して単色柄で展開しています」と、振り返る。
トリコロールのハト柄をベースにしつつ、「変化球」のデザインも取り入れたということだ。
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■「売れ行きも好調」
どの商品もこだわりが感じられる。特に、のれんは細部まで力を入れていて…。
「部屋のアクセントになるアイテムのため、楽しさを取り入れることを考慮しました。左右2枚の生地で構成する商品のため、左側はハトのワンポイント、右側はハトの総柄にして『遊び心』を取り入れています。また、ブルー単色にすることで、部屋にも馴染む使いやすいカラーリングにしています」(担当者)。
シンプルで涼しげな色合いなので、どんな部屋にもマッチしそうだ。のれんの売れ行きは、好調だという。
担当者からは、「8月2日に販売開始し、5日からチラシ掲載しています。スタート時より好調で、従来売筋のクッションよりも高い販売数です」と、嬉しいコメントが寄せられている。
くしくも、X変更のタイミングと重なり、ネット上で話題になったことも、良い影響を与えたのだろうか。
※数量限定でなくなり次第終了。取材時点(8月17日)で在庫僅少のため、店舗によっては販売終了している可能性があります。
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■執筆者プロフィール
斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。
仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。今期の推しは、『真夏のシンデレラ』と『ばらかもん』。『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(日本テレビ系)の行方も気になる毎日。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)