大谷翔平、1試合2個の申告敬遠に悲嘆相次ぐ 「腹が立つ…」「勝負しろよ」
大谷翔平が、今季21個目の申告敬遠を受ける。本塁打王争いへの影響を懸念するファンも。
MLBロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が2日(日本時間3日)敵地でのオークランド・アスレチックス戦に出場。1試合中に2度の申告敬遠を受け、ネット上で落胆の声が相次いだ。
■今季21個の申告敬遠
大谷選手はこの試合に2番DHで先発出場。初回にエンゼルスが1点の先制点を挙げるも、4回に2ラン本塁打を被弾して1対2に。
追いつきたい状況で5回表、大谷選手が一死2塁のチャンスで打席に立つが、アスレチックスから申告敬遠。この回は得点できずに終わった。
得点状況が変わらないままエンゼルスの9回表の攻撃。二死3塁のチャンスで大谷選手に打順が回るも、また申告敬遠を受ける。
そして次の打者がセンターフライに倒れ、エンゼルスは敗戦。大谷選手はこの試合無安打で終わった。今季に受けた申告敬遠の数は21個となり、自己最多を更新している。
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■ファンの不満が噴出
大谷選手が戦ってもらえないことにはファンの不満が噴出し、X(旧・ツイッター)上では「申告敬遠」がトレンド入り。
「大谷申告敬遠されすぎでしょ… HR数伸ばすチャンスゴリゴリ減らされる」「ちょっと申告敬遠に腹が立つ…」「勝負しろよ」「大谷翔平のホームラン王・打点王の2冠に最大の障害は申告敬遠」など、落胆や憤りを見せる投稿が相次いだ。
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■プレイオフ進出の可能性がないのに…
ア・リーグ西地区で最下位のアスレチックスは、レギュラーシーズン後にあるポストシーズン(プレイオフ)進出の可能性が消えている。
そのため、「勝っても負けても別に関係ないんだから、敬遠なんてしないで勝負しろよ!」「べつにプレイオフ行かんのやし申告敬遠する必要ある?」「最下位争いで申告敬遠するなよ」といったコメントも上がっていた。
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(文/Sirabee 編集部・栗原コウジ)