原辰徳監督、坂本勇人の三塁コンバートを明言 後継遊撃手も指名
原辰徳監督が岡崎郁氏のYouTubeで坂本勇人の三塁コンバートを明言。ショートの後継者にも言及。
読売ジャイアンツの原辰徳監督が同OBの岡崎郁が運営するYouTubeに出演。そのなかで坂本勇人選手の三塁コンバートを明言した。
■坂本選手の三塁起用に…
岡崎氏は「坂本勇人の三塁。これは監督のなかではずいぶん温めていたんですか?」と質問する。
すると原監督は「今回肉離れで1ヶ月以上かな、離れていましたね。ここ3、4年ゲーム数がご覧の通りね。うちのチームリーダーであり、彼がいるいないというなかで、強い影響力を持つ選手でね」と話す。
続けて「ショートは野球選手なら誰しもが知る非常にタフな守備位置であると。それを2,000試合以上出るのはもうすごいことでね。コーチ等々、本人も1ヶ月ちょっと休んで戻ってきたときに、もしかしたらっていうのはあったかもしれません」と語った。
関連記事:巨人・坂本勇人が負傷で初回に交代 ファン悲鳴「つらい」「勘弁してくれ」
■発熱後に決断
さらに原監督は「僕はまずはそこを見たいと。そしたら動きそのものは悪くなく。ですから、やらせていたけれども、何試合か使ったりすると、足とかいろんなのがあるんですね。 勇人と2人で話をして、リーダーたるやゲームにいつでもいてくれるのが真のリーダーだと思うと」とコメント。
そして「長くジャイアンツ でユニフォームを着て戦ってもらいたいと。1つの手段として、もう3、4年続いてるわけですから、1つの手段として三塁手をやろうと。準備だけしておいてくれと。今回たまたま熱発しましてね。3日ぐらいかな、元気で戻ってきて、そのときに勇人にはLINE等々でね、『戻ってきたらサードで行こう』ということで 昨日スタートしたってことですね」と話した。
関連記事:巨人・坂本勇人、待望の今季初ヒットがHR ファンは「待ってました!」と大歓喜
■岡本選手は将来レフトに
岡崎氏から「今後はほぼサードで?」と質問されると、「と、僕はそう考えています。ショートを守る人がいなくなったり、そういうときはまたでしょうけどね、それはもう全部の総合的に考えるというなかでね」と原監督。
さらに「ジャイアンツは長期展望型にする必要がある」と語り、「サードを守っていた岡本和真はどうかと。彼はサードをそこそこできますが、やっぱり本当の意味での守備範囲という部分からするならばやや不安はある。僕のなかでは、しっかりさえすれば秋広をファーストに持っていきたい」とコメント。
続けて「和真はレフトに持っていきたい。和真のレフトは秋広の外野よりははるかにレベルは上ですね 。ただ、秋広がここにきてスタミナ等々が、なかなかもう1ランク上がってくれないというところでね、和真がファーストに行く」と語った。
関連記事:巨人・坂本勇人、HR性が2塁打でズッコケも… 観客への気遣いに称賛殺到
■坂本選手の後継者は?
坂本選手が抜けたショートについては「門脇が守備力、いろんな意味でね、かなりジャイアンツの歴代のショートの人が何人も出てますけど、1年目のスタートとしては非常に高い位置からスタートしてくれてるという」と門脇誠選手を指名。
そのうえで「まだまだ彼は未熟ではあるけれどもね、伸びる要素を持っている、素晴らしい遊撃手になるんではないかなっていうのはありますね。 スピードがありますね。彼がランナーに出ると足が使える」と話していた。