ほんこん、ジャニーズ問題めぐる“後出し”に苦言 「叩いてるの気色悪い」
故ジャニー喜多川氏の性加害をめぐる問題。ほんこんは「事務所の力が弱ってるっていうのでみんなで叩き出してる」と指摘する。
お笑い芸人のほんこんが10日、自身の公式YouTubeチャンネル『ほんこんのちょっと待て』を更新。ジャニーズ事務所創業者の故ジャニー喜多川氏による性加害問題について言及し「今みんなが叩いてるのがなんか気色悪いなと思う」と述べた。
■芸能人らは糾弾
ジャニーズ事務所は7日、都内で会見を開き、ジャニー氏による所属タレントへの性加害を認め、謝罪。会見に出席した東山紀之は「人類史上、最も愚かな事件」などと断罪した。
会見後、ワイドショー番組などで芸能人らもジャニー氏を糾弾しているが、ほんこんは「後出しじゃんけんみたいな感じ」と語る。
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■後出しに苦言
この日も、ある番組で批判する芸能人が。
ジャニー氏の性加害の噂について「前から聞いていた」という趣旨の発言をしていたといい「今言うか？ と。言えない雰囲気があったというなら、もう言わんほうがいいと思いますけどね」とピシャリ。
「事務所の力が弱ってるなっていうのでみんなで叩き出してる」と指摘した上で「今みんなが叩いてるのがなんか気色悪いなと思う」「なんでそのときにみんな声出さへんかったのか。言えば言うほど、自分らがいかに卑怯で卑劣やったか。知ってるって言うなら、あなたも加害者ちゃうんかと」と苦言を呈す。
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■絶賛の声に納得いかず
番組放送後、SNS上では「ズバズバ言ってくれて好き」と、その芸能人を絶賛する声が上がっていたそう。
しかし、ほんこんは「いやいや、そうじゃないでしょと。あんた知ってたんやったら、なぜそのときに立ち向かってあげへんかったん？」と持ち上げられていることに納得がいかない様子だった。
