堀江貴文氏、個人タクシー運転手の年齢上限80歳に危機感 「ぶっちゃけ怖い」
堀江貴文氏が、タクシーに関する国土交通省の発表に意見。反対の想いをこぼす中で、“ある提案”も話した。
実業家のホリエモンこと堀江貴文氏が16日、自身のYouTubeチャンネル『堀江貴文 ホリエモン』を更新。高齢ドライバーによるタクシーの運転についてコメントした。
■国土交通省の発表に言及
堀江氏は「個人タクシー80歳まで容認はヤバいって」と題した動画を投稿。今月15日に国土交通省が発表した内容に言及した。
国交省は新たに過疎地におけるタクシーの個人事業を認め、運転手の年齢上限を80歳にすることを明らかにした。
運転手不足の解消や公共交通が不便な地域の移動手段確保が目的で、来月にも改正案が施行される方針だ。
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■堀江氏「ぶっちゃけ怖い」
堀江氏はこの発表を受けて、「怖い! ぶっちゃけ怖い」と吐露。
自身が高齢運転手のタクシーに乗ったときを振り返り、「ヨボヨボですよ。『あーっ』とかって言って、インターチェンジ乗り過ごして、はるか先の10キロ先のインターから戻ってきて30分余計にかかったとかですね」などと、ミスやおぼつかないことがあったと明かす。
「もう80歳つったら、運転免許をほとんどの人たちが返納しなきゃいけないような歳じゃないですか。これで2種免許(タクシーやバス等の運転手に必要な免許)のドライブできるんですかと」と、高齢運転手への営業許可を疑問視した。
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■“ライドシェア”解禁を提案
国交省の発表に異議を唱える堀江氏は「ライドシェアの解禁。これは過疎地では必須ではないでしょうか」と意見する。
ライドシェアとは、一般のドライバーが専用のアプリを通じて客を乗せること。海外では普及しているが、日本では道路運送法によって禁止されており、特別に認められた一部の地域でのみライドシェアサービスが展開されている。
堀江氏はライドシェアに対抗するタクシー会社の動きや、それを行政が応援していることに触れて「百害あって一利なしですよ」「言語道断じゃないですか」などと言い放ち、「僕はね、この規制緩和に関しては大反対でございます。さっさと国はライドシェアを解禁すべき」と改めて主張した。
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■視聴者から称賛や期待の声
堀江氏の動画を見た視聴者からは、「どう考えてもやばい…」「本当に怖さしかない」とタクシー運転手の年齢上限に恐怖する声や、「せめて70歳までにしてほしい」「自動運転やライドシェアが普及してほしい」といった願望が上がる。
政治の決定について本音で話す堀江氏に「いつも的確に言ってくれて心をスッキリさせてくれる男の中の男!」「ほんとに政治家になってほしい」などと称賛や期待のコメントも寄せられた。