笠原将弘氏による「某有名チェーン店の牛丼」が激ウマ 再現度よりもおいしさに驚き
笠原将弘氏が牛丼チェーン店のあの味を再現? つゆの味がしっかりと染みた牛肉が最高に楽しめる。
人気日本料理店「賛否両論」店主の笠原将弘氏が、YouTubeチャンネル『【賛否両論】笠原将弘の料理のほそ道』に「某有名チェーン店の牛丼を再現してみた【笠野家の牛丼】」という動画を投稿。“笠原流”の牛丼再現レシピが非常においしかったので紹介したい。
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■「笠野家の牛丼」の材料
・牛切り落とし肉 400g
・玉ねぎ 1個
・ご飯 適量
【つゆの材料】
・水 600cc
・酒 60cc
・みりん 100cc
・醤油 100cc
・薄口醤油 50cc
・砂糖 大さじ2
・白ワイン 40cc
・おろし生姜 10g
・だし昆布 3g
材料は3〜4人前。その他、紅生姜や卵、七味などを好みで用意する。牛の切り落とし肉は、脂身が多めの薄くて安いものが適しているとのこと。今回は材料の関係で豚バラ肉の他に肩ロースも少し混ぜて入れている。
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■牛肉は湯通しするのがコツ
牛肉は包丁の背で叩いて薄く伸ばした後、3cmほどの幅で切る。
その後、沸騰したお湯に入れて湯通しする。独特の臭みやアクや余分な油を取ったらザルにあげておこう。こうすることですっきりとした味に仕上がるという。
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■玉ねぎ10分、牛肉10分煮込む
フライパンにつゆの材料と玉ねぎを入れて、弱火で10分ほど茹でる。薄口醤油や白ワインを入れているのが特徴的で、笠原氏いわく「散々、某チェーン店の牛丼を食べた結果、絶対にワインを少し使ってると思いました」とのこと。
玉ねぎを煮たら牛肉を入れて味が染み込むようによくほぐした後、おとしぶたをして弱火で10分煮たら完成だ。
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■つゆが染み込んだ牛肉と玉ねぎが最高
クタクタになるまで煮た玉ねぎと牛肉が食欲をそそる「笠野家の牛丼」。紅生姜を添えて早速食べてみると…
しっかりとつゆが具材に染み込んでいておいしい! 醤油2種、ワイン、昆布などさまざまなものが入っているので深みのある味。材料自体は多いが、まとめて入れて煮るので意外と簡単に作れるのも非常に良いポイントだ。
生卵と七味もふりかけて食べたら最高。牛丼チェーン店の再現度が高いかといわれると微妙なところだが、それ以上に味が非常においしいのでおすすめのレシピだぞ。
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■「笠野家の牛丼」
■執筆者プロフィール
二宮新一:エンタメ、グルメ記事をメインに執筆している30代ライター。
グルメ記事では、飲食チェーン店の新商品、SNSでバズったレシピを中心に「料理初心者でもわかりやすく」をモットーに紹介。料理人や料理研究家を非常に尊敬しており、自身でも日夜レシピを研究している。
仕事を効率的にしようとパソコンにサブモニターを導入したが、『クッキークリッカー』を眺めるモニターと化してしまった。
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(取材・文/Sirabee 編集部・二宮 新一)