杉村太蔵、明治神宮外苑再開発に”大賛成”の軽薄ぶり 生島ヒロシは「守るべき自然がある」
杉村太蔵が明治神宮外苑の再開発問題に「大賛成」と持論。生島ヒロシは反対派の意見を支持。
27日放送の『バラいろダンディ』(TOKYOMX)で、杉村太蔵が明治神宮外苑の再開発に「大賛成」した。
■明治神宮外苑の再開発をトーク
番組は明治神宮外苑の再開発について、サザンオールスターズが事態を憂慮する新曲を発表したことをきっかけに、再開発の是非をトークする。
杉村は「僕は大賛成ですよ。全然変わってないじゃない、あのあたり青山一丁目から。東京っていろいろ変わっている、変化があるにもかかわらず、このあたりって、本当にずっと昔から変わってない。もっと資産価値を有効活用できるのではないかと思って」と話した。
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■「経済的にすごく良い」
MCのふかわりょうが「変わっていないという部分にノスタルジーなどを感じて、残してほしいという声がある」と指摘すると、「ああ、そういう人もいるでしょうね」と杉村。
さらに「僕なんか計画を見たら、ホテルができて商業施設ができて、あの青山あたりの再開発は経済的にはすごく良いだろうなと。木なんかも、たくさん植えられますからね。僕は大賛成」と語る。
ふかわが「もともとここに思い入れがない?」と質問すると、杉村は「ああ、全然ない」と笑った。
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■生島ヒロシは否定的な見解
その後ふかわは「都市開発目線でいうと、やっぱり変わらないでほしいという意見を採用していたら、都市は衰退してしまいますよね」と独自見解。
一方生島ヒロシは「破壊と創造を繰り返して都市開発は成長している部分はあるんだけれども、でもやっぱり守るべき自然と環境もあるっていうのを、今回僕はくみしますね」と再開発に否定的な意見を述べる。
するとふかわも「私も國學院高校で、まさに青春の場所だったんですけども、思い入れだけでは片付けられない」と話していた。
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■9割が否定的
杉村が「大賛成」と賛成し、生島は「守るべき自然がある」と反対した明治神宮外苑の再開発問題。都民の間でも、意見がわかれているようだ。
Sirabee編集部が、6月30日〜7月2日にかけて、全国10〜60代男女1,000名を対象に「神宮外苑の再開発」について意識調査したところ、「地域住民を含めて慎重に議論すべき」70.7%、「白紙撤回するべき」が17.4%で否定的な見解を持つ人が88.1%と大多数となっている。
700本以上の樹木を伐採し、高さ200mに迫る超高層ビルを建設する予定の再開発。反対が根強いなかで、「経済的に良い」とした杉村の意見にさまざまな声が上がってる。
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)