意外と知らないドラム式洗濯機選びの“盲点”とは 「悲劇を防ぐために」シャープが注意喚起も
ドラム式洗濯機を購入する際に、意外と見落としやすいポイントについてシャープが紹介。ユーザーからは要望やアイデアも。
大手家電メーカー・シャープが28日、公式X(旧・ツイッター)を更新。ドラム式洗濯機の購入時に、“盲点”になりやすい意外な注意点について紹介している。
■「左開きか右開きか」確認
大型家電を購入する際、家電を「置けるか」についてはあらかじめ考慮する人が大半だが、それ以外にもドラム式洗濯機には意外な注意点が。
同社では、「まずは家に搬入できるか、そして置けるか、置いたら扉は左開きか右開きか、をチェックするのが肝心です」と呼びかける。
縦型洗濯機であれば蓋が上部にあるが、ドラム式洗濯機は前面にあるため、設置スペースにある程度の奥行きがなければ、蓋を開けることができない。さらに洗濯機を設置する向きなどによっては、蓋は開いても洗濯物を入れられないという事態に…。
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■「悲劇を防ぐために」注意喚起
そのため、同社では公式サイトで、スペースの奥行きや左右幅のほかに、蓋を開く方向についてもあらかじめ確認するよう勧めており、「とくに右開きか左開きかは、どのメーカーもカラバリとあわせて型番がちがうことが多いので、買う前にお店でしかと確認してください。あこがれのドラム式を設置して洗濯しようとしたら扉が開けられない、という悲劇を防ぐために」と注意喚起。
ちなみに、Xの担当者自身は、「私は気に入った中古の本棚を見つけ、よろこんで購入し、いそいそと配送してもらったら、どうやってもエレベーターに入らなくて、泣きながら返却したことがあります」と、搬入する際の経路を考慮しなかったがゆえの“苦い経験”も明かしている。
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■「どっちもドア」要望の声も
同社の呼びかけに、ユーザーからは「計算に計算を重ねて小指1本分のクリアランスでギリギリ入りました」「ドラム式洗濯機を買うときに、どっち開きにするか確認されて反対開きにしてもらったことがあります」「今のうちからあちこち測り始めることにします」といった声が。
また、同社の冷蔵庫は左右どちらからでも開く「どっちもドア」で知られていることから、「左右開きドラム洗、作ればいいのに! シャープならできる!」「洗濯機にもどっちもドアを」との要望や、「ドアが2つに折れるとか、内側のドアと外側はシャッター式とか色んなタイプがあると買えるんだけど」とのアイデアも寄せられている。