KinKi Kids、ジャニー喜多川氏「ゆかりの曲」がNGの可能性 堂本光一は静かな怒りを…
ジャニー喜多川氏の件を受けて、キンキの曲に暗雲が…。「歌えなくなる」ファンからも心配する声があがっている。
ジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川氏による性加害問題が連日、波紋を呼んでいる。「ジャニーズ」の社名変更に伴い、今後の行方に注目が集まる。
そんな中、ジャニー氏と接点の深かったKinKi Kids(以下、キンキ)にも影響を及ぼしそうで…。
【合わせて読みたい】ジャニー喜多川氏、性加害問題でテレビ“NG”の可能性 「おぞましすぎ」ファンも失望
■「ジャニーズ」が付いたグループは…
2日、ジャニーズ事務所は記者会見で事務所の社名を「SMILE-UP.」(スマイルアップ)に変更し被害者の補償業務のみを行うこと、さらには所属タレントをマネジメントする新会社(社名は未定、今後公募予定)の立ち上げを発表した。
社名変更を受け、関ジャニ∞やジャニーズWEST、ジャニーズJr.など「ジャニーズ」の名前を冠したグループ名がどうなるかに注目が集まっている。
関連記事:ジャニー喜多川氏、性加害問題でテレビ“NG”の可能性 「おぞましすぎ」ファンも失望
■キンキの「ある曲」がNGに…?
そんな中、キンキファンの女性は、デュオの「ある曲」に不安を募らせる。「2020年6月にリリースしたシングル『KANZAI BOYA』が聞けなくなるのでしょうか? 堂本光一くんも、堂本剛くんも思い入れのある曲の一つだったんですが…」(キンキファンの女性)。
曲名に「ジャニーズ」は入っていないが、なぜそこまで心配するのだろうか。キンキファンの女性は、「キンキはデビュー前、『KANZAI BOYA』と紹介されていた時期がありました。ジャニーさんが関西出身の2人のことをもじって命名したそうです。歌詞には、ジャニーさんの口癖の『You(ユー)』が頻繁に出てくるので、今回の件を受けてテレビやライブで歌えなくなるかもしれません」と、表情を曇らせる。
被害者のことを考慮して、ジャニー氏とゆかりのある曲が「NG」になることも考えられる。
関連記事:ジャニーズ性加害問題、ファンが明かす悲痛な思い 「タレントの努力まで否定しないで」
■ショックが大きかった2人
ジャニー氏の件は、多くのジャニーズタレントにショックを与えたことだろう。ある芸能事務所関係者は、特にキンキの2人はショックが大きかったのではないかと推察する。
「バラエティ番組で、ジャニーズタレントがジャニー氏の口癖をモノマネすることがありましたが、これは剛さんが始めたことだったんです。ジャニー氏はキンキを高く評価していて、光一さんも剛さんも彼を本当の家族のように慕っていました。それだけに、恩師の行為に心を痛めていることでしょう」(芸能事務所関係者)。
関連記事:ジャニーズ記者会見、欠席した“キーマン”に批判の声 「事務所のすべてを知る人なのに…」
■堂本光一は”訣別”も…
2人共すぐに気持ちを切り替えられない部分もあると思うが、光一はかつての恩師と“訣別”するような言動も見受けられる。
「9月7日の会見を受けて、インスタグラムに投稿していた生前のジャニー氏の肖像画などの写真を削除しました。また、10月4日に発売された『日経エンタテインメント!』の連載コラムでも、『ジャニー喜多川氏の裏の顔は絶対許されるものではない』と強い言葉で批判していますよ。節々から光一さんのやりきれない怒りが伝わってきます」(前出・芸能事務所関係者)。
まだ幼い少年達を傷つけたジャニー氏の非道な行為。今後、他の所属タレントからも同様のアクションが起こりそうだ。
関連記事:Snow Man・ラウール、性加害問題でモデル業に暗雲… ジャニーズは「新体制」移行の可能性
■執筆者プロフィール
斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。
チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。
仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。
・合わせて読みたい→ジャニーズ記者会見、欠席した“キーマン”に批判の声 「事務所のすべてを知る人なのに…」
(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)