徳光和夫、巨人・原辰徳前監督の退任に不満吐露 「なぜ辞めるのか…」
徳光和夫が巨人・原辰徳前監督の退任に「なぜ辞めるのか」「整理がつかない」と不満を吐露。
7日放送の『徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー』(ニッポン放送)で、徳光和夫が巨人・原辰徳前監督の退任を惜しんだ。
■徳光が巨人の最終戦を回想
番組冒頭徳光は「原監督のわが弟子として育てました、阿部さんにバトンタッチをすると。それは大変よろしいな、嬉しいことなんでありますけども。ちょうどあの日行ってたんですよ、最終戦。東京ドームに」と話す。
続けて「4位に終わったあと、ファンへのお詫びをしまして、応援してくださったことに対しまして謝意をしょうしましたあと、個人としての挨拶を述べて、ある程度予測ができた言葉をかみしめるように弾き出したわけでありますけども」と振り返る。
そして「この瞬間をジャイアンツファンの糸井重里さんは『シーンと静まり帰ったなかで、誰しもが否定も肯定もせず静かに受け止めた』とスポーツ紙に書いていた」と語った。
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■「なぜ辞めるのか」
徳光は「僕がちょっと周辺ではちょっと違う雰囲気を感じたのかもしれませんけども、私自身も私の周りの人たちも静かに受け止めたっていうよりも、やっぱりジャイアンツって新しい芽が育ったわけじゃないですか 。今年のドラフトで上位をしめた人間は育成1位まで6人全員が1軍でプレーをしたっていう」と話す。
さらに「勝たなければならない試合のなかで、 つまりそういった選手を育てるのは大変なことなんでありますけど、その新芽が出てきたにもかかわらず、なぜ辞めるのかという気持ちがとても僕は強かったんです」と不満を吐露した。
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■整理がつかない
また、徳光は「今週の日曜日ですね、東京ドームへ行きましてちょっと挨拶に行ったわけですよね 。そうしましたら原監督から近寄ってきてくれて『徳光さん今シーズンは本当に申し訳ありません。この体たらくですいません』と言ったんですけどね」と振り返る。
そして「『 だって若い芽が出てきたじゃないですか、だから監督楽しみですよ』と言って、『そうですよね』と笑顔で握手をしたんですよね」と明かす。
そのうえで「てっきりあと1年契約もあるし、来季は間違いないと思っていたんですよね。本当に一点のくもりもなく阿部さんにバトンタッチをできたのか。私のなかでは整理がつかないところがありますね」とコメントした。
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■3年契約の2年目で退任
原前監督は今シーズン3年契約の2年目で、残留が基本線と見られていた。2年連続Bクラスに終わった責任を取る形での退任で、徳光のように惜しむ巨人ファンも存在している。
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)