意外と知らない駐車禁止のルール およそ7割が間違いも…「これは難しい」の声
自動車教習指導員が道路標示を紹介。ユーザーからは「目の前に現れても戸惑う」といった声も。
自動車教習所の現役教習指導員、技能検定員が運転技術について紹介するアカウント「ユズリアイ|安全運転補完計画」が8日、公式X(旧・ツイッター)を更新。意外と分からない「駐停車禁止路側帯」の道路標示について紹介している。
■7割が選んだのは…
同アカウントでは「駐停車禁止路側帯は?」と3枚の画像を添えて投稿。
1枚目は道路の左に「白色の実線」、2枚目は白色の「実線と破線」が並んで引かれ、3枚目は白色の「2本の実線」が引かれている。
同アカウントがYouTube視聴者に実施したアンケートでは、1枚目を選んだ人が4%、2枚目を選んだ人が23%、3枚目を選んだ人が73%という結果になった。
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■意外と意識していない表示
しかし、正解は2枚目の「実線と破線」が駐停車禁止路側帯を表している。自動車等が駐停車のために進入することが禁止されており、駐停車禁止区間でない場合でも、車両は路側帯のラインの右側に停めなければならない。
標識については注意しているドライバーは多いが、路面に描かれている道路標示は意外と意識していないという人も多い様子。
ちなみに、1枚目の「白色の実線」は、条件付きで駐停車可の路側帯、3枚目の「2本の実線」は「歩行者用路側帯」を表し、軽車両や自転車を含むすべての車両が通行および路側帯内に進入しての駐停車が禁止となっている。
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■「これは難しい」の声
この投稿に、ユーザーからは「これは難しい。できないといかんのですが…」「目の前に現れても戸惑いますよね」「1枚目と3枚目の区別がつきませんでした」といった声が。
また、「1でも『駐車禁止』の標識があったらその時点で禁止のはず」「駐車するのも『路側帯の幅が0.75m』って規定もあるんですね。人が通れる幅は空けとかないとだめなんですね」との補足や、「日本の道路は基本的にほとんど駐車禁止だからな…」といったコメントも寄せられている。