『ポケモンSV』キタカミの里と岩手県北上市の“共通点” 聖地巡礼で観光客増加の可能性も…

『ポケモンSV』の追加DLC「碧の仮面」の舞台である「キタカミの里」のモチーフとされている岩手県北上市に聖地巡礼するファンも…。

2023/10/13 04:30


ポケモン

先日配信開始された『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』の追加DLC「ゼロの秘宝」の「前編・碧の仮面」の舞台となるキタカミの里。そのモデルとされている岩手県北上市に聖地巡礼に訪れる観光客が増加していると話題を呼んでいる。



■日本の田舎がモチーフの「キタカミの里」

同作の舞台である「キタカミの里」は、田園が広がる日本の田舎町がモチーフとされたマップとなっている。作中で登場するポケモンも犬、猿、雉子と桃太郎がモチーフとなっているため、日本がモチーフなことはほぼ確定と言えるだろう。

また「キタカミの里」という名前だが、じつは岩手県に「北上市」という地名が存在する。しかし北上市はキタカミの里より建物が多いため、完全にそっくりというわけではないようだ。


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■北上市との共通点

北上市は鬼の仮面をつけて踊る「鬼剣舞」と呼ばれる踊りで知られており、市内には「鬼の館」という鬼の博物館がある。同作では、鬼がモチーフの新ポケモン・オーガポンが登場することから、名前だけでなく「鬼」というイメージも北上市から取っているのでは…? と考えられている。

これまでポケモンシリーズではカントー地方、ジョウト地方、ホウエン地方が日本モチーフとされており、マップの形状が似ているケースも多かったが、名前丸ごとそのままというパターンはなかなか無いため、聖地巡礼を実施するファンの姿も見られた。


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■市も聖地巡礼に乗り気?

ちなみに、谷地鬼剣舞の公式SNSでは「碧の仮面のモデルは岩手県!」と明言していたり、市の30代以下の若手職員を中心とした誘客の専門チームを発足したと話題を呼んでおり、北上市は聖地巡礼には乗り気のようだ。

これを受け、ネット上では「ゲームやアニメでの町おこし楽しくっていいと思う」「岩手県はすでにイシツブテとコラボしてるからポケモンコラボのフットワークが軽そう」といったファンからの反響が寄せられていた。


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■執筆者プロフィール

北田力也:エンタメ、ゲーム、グルメ記事を中心に執筆している20代ライター。

小学生のころ一度ゲームを引退したが、社会人になってから友人に誘われてNintendo Switchを購入したところ、その反動もあってかドハマり。『ポケットモンスター』シリーズやFPS系ゲームをはじめ、幅広くプレイしている。

なお、最近のマイブームは『Stardew Valley』で永遠と釣りをすること。

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(文/Sirabee 編集部・北田力也

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