渋谷駅に大きく掲げられたハロウィンの注意喚起 “渋”のデザインが逆に「誘ってる」?
漫画家・やしろあずき氏が、ハロウィン期間に向けた渋谷区の注意喚起に反応。看板を見て「悲しい未来が見えてしまう」とつづった。
漫画家・やしろあずき氏が22日、自身の公式X(旧・ツイッター)を更新。ハロウィンに関する注意書きを見せ、ユーザーの注目を集めた。
■渋谷区がハロウィン期間に向けて警戒
10月も下旬に入り、月末のハロウィンが迫っている。ここ数年では、10月31日のハロウィン当日やその前の数日間は東京・渋谷が仮装した人々で溢れかえり、器物破損やゴミの放置が発生するといった問題が起きている。
渋谷区はこの問題の対策として、警備費や注意喚起の広告費などに約4,800万円投じるとのこと。
同区の長谷部健区長は先月12日の記者会見にて「ハロウィン目的でハロウィン期間に渋谷駅周辺に来ないでほしい」といった呼びかけも行った。
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■惨状を予想するやしろ氏
ハロウィン期間の人流抑制のため、渋谷駅前には「【注意】渋谷はハロウィーンイベントの会場ではありません」と記した大きな看板が設置された。英文でも同様のメッセージが記載されている。
やしろ氏もこの看板を目撃したようで、Xに写真をアップ。注意喚起の看板を写したが、「悲しい未来が見えてしまう」とハロウィンの惨状を予想した。
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■看板見て「誘ってるよね」の声も
やしろ氏のポストを見たユーザーからも、「まともな人は行かないけど、とくにヤバい連中だけが集まりそう」「どうせ来る」と、大勢が押しかける光景を想像するコメントが上がった。
また、注意喚起の看板には渋谷の「渋」をモチーフにしたマークもある。字の右下が赤いバツ印になっており、その上にはジャック・オー・ランタンに描かれるような顔もデザインされた。
「渋の字がとてもかわいい」と好評のコメントが見られたほか、「『渋』をハロウィン仕様にしてる時点で渋谷からハロウィン誘ってるよね」と反応するユーザーも見られる。