ヌートバー選手、大谷投手との対戦は「夢ではなく悪夢」 日本代表同士でのプレイを切望
日本企業のイベントに初めて登場したヌートバー選手が大谷翔平投手との対戦について語り…。
24日、都内で開かれた「ヌートバー選手×斎藤佑樹さんinブランドトークイベント」にMLBセントルイス・カージナルスのラーズ・ヌートバー選手と元プロ野球選手の斎藤佑樹氏が登壇した。
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■うれしい再会
3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表として活躍し、一躍日本でも人気者となったヌートバー選手。
同選手にとって、日本企業のイベントに登場するのはこれが初。相手を務める斎藤氏とも意外なつながりがあり、2006年、斎藤氏が日米親善高校野球大会の日本代表としてアメリカ遠征した際、当時8歳のヌートバー選手が試合のバットボーイを務めていた間柄。
「当時、僕の仲間がホームステイ先としてラーズの家に行っていて。バットボーイやボールボーイをやってくれたんですが、その時からすごく元気で、同じような笑顔で、今も変わらない。あのときの少年が選手としても人としても素晴らしい青年になられたのがうれしいですね」と斎藤氏は目を細める。
ヌートバー選手も「少年のとき非常に影響を受けて。非常によくしてくれて、彼らのように日本代表でプレイしたい気持ちが強くなりました」と憧れていた気持ちを明かす。
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■日本語の勉強は…
最近覚えた日本語を聞かれたヌートバー選手は、「えいごがわかりますか?」「にほんごがすこしわかります」。
「次のWBCで完璧に話せるように勉強していたのですが…球場からアパートの行き帰りにアプリで勉強して、今の言葉のみです」と笑いながら言い訳していた。
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■大谷選手は「悪夢」
WBCでは大谷翔平選手とともにプレイしていたヌートバー選手。
「大谷さんから一番教わったのは、睡眠をよく取ること。食生活はもともとヘルシーですが特別びっくりしたことはなかったです。常にホテル、飛行機でよく睡眠を取るイメージがありました」と振り返る。
さらに『2026年のWBCで侍ジャパンとして再会する』と約束していることが話題になっていたヌートバー選手だが、「2028年のロサンゼルス五輪の野球に、日本orアメリカ代表のどちらで出ることが希望?」 と聞かれると、斎藤氏も「(アメリカ・ロサンゼルスは)地元だからね」と興味津々。
ヌートバー選手自身は「大谷選手との対戦は『夢』ではなく『悪夢』なので、チームメイトとしてプレイしたいと思います(笑)」と笑い、「チャンスがあれば(一緒に)プレイしたいです」と微笑んでいた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・たつき あつこ)