インドの「忠犬ハチ公」に感動する人が続出 霊安室前で亡き主人を4ヶ月待ち続け…

亡くなった飼い主を待つ犬の動画がSNSに流れ、忠実な姿が「忠犬ハチ公を思い出す」と言われている。

2023/11/23 14:30


忠犬ハチ公像

インド南部のケララ州で、亡くなった飼い主を待つ犬の動画がSNSで流れ、「ケララ州のハチ公」と噂になった。現地メディア『NDTV』が報道した。

【動画】インドの忠犬ハチ公



■飼い主を4ヶ月間待つ犬

昔から犬は人間の親友と言われ、世界中に心温まる物語が存在している。このたび、そんな犬と人間の絆がさらに証明された。

インド南部のケララ州カンヌール地区にある病院の霊安室の前で、亡くなった飼い主を待つ犬の動画がX(旧・ツイッター)で流れた。この犬は飼い主が死亡したことを知らず、4ヶ月間にわたってその帰りを待ち続けているのだ。


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■「飼い主がまだここにいると…」

病院のスタッフであるヴィカース・クマールさんは、通信社『ANI』に対し、「4ヶ月前に患者が病院を訪れ、犬も一緒に来ていました。患者は残念ながら死亡し、犬は飼い主が病院のこの部屋に運ばれるのを目撃したんです」と語った。

部屋とは霊安室であり、クマールさんは「犬は飼い主がまだここにいると感じているんです」「今ではここに住んでいて、とても行儀が良いです」と付け加えた。


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■世界を感想させるハチ公物語

犬の動画には、さまざまなコメントが集まった。多くのユーザーは、かつて東京の渋谷駅で主人の帰りを待ち、『ハチ公物語』という映画でも描かれた「忠犬ハチ公」を思い出したようだ。「インドのハチ公だ」「これには心が折れた」とコメントしている。

『nippon.com』によると、主人が亡くなっても帰りを待ち続けたハチ公の物語は、今でも世界中の人々を感動させているという。

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■インドケララ州の「忠犬ハチ公」
Xインドツイッター病院話題飼い主渋谷駅翻訳記事
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