藤本敏史、当て逃げ事故でテレビ局も“被害”… 年末の「人気番組」への影響が懸念
当て逃げ事故で書類送検された藤本。「ガヤ芸人」の不祥事でテレビ局は対応に奔走していて…。
14日、お笑いコンビ・FUJIWARAの「フジモン」こと藤本敏史が、道路交通法違反の疑いで書類送検された。当て逃げ事故により、テレビから姿を消している藤本。
年末の大型特番の撮影が迫る中での不祥事に、関係者は対応に追われていて…。
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■当て逃げ事故に批判の声も…
藤本は、10月4日に当て逃げ事故を起こしたことが判明し、芸能活動を自粛している。一連の報道によれば、藤本は乗用車を運転中、赤信号を無視して交差点に進入。右から進行する車と接触したにも関わらず、警察に通報せずそのまま走り去った疑いが持たれている。
藤本は警察の調べに対し、「事故には気付かなかった」と供述しているとのこと。事故の詳細が明らかになるにつれ、ネット上では藤本に対する批判の声があがっている。
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■カットしにくい「ガヤ芸人」
スタジオのひな壇の片隅から声を張り上げる「ガヤ芸人」として、多くのバラエティ番組で活躍していた藤本。そんな彼が活動自粛したことで、テレビ局は混乱に見舞われているようだ。
ある制作会社関係者は、「通常、不祥事を起こした芸能人が出演していた番組は、カットして編集するのが定石です。ただ、藤本さんの場合、彼のガヤで番組が盛り上がる場面が多く、そうした編集もしにくかったそうです。そのため、活動自粛前に出演していたことを明記するテロップを入れて対応した番組もありました」と、表情を曇らせる。
テレビ局も、今回の件で“被害”を受けたと言える。
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■「あの人気番組」への影響も…
後1ヶ月足らずで12月になる。12月はバラエティ番組の大型スペシャルが放送されるが、藤本は活動自粛中のため、出演は難しいだろう。
前出の制作会社関係者は、「当て逃げ事故は絶対に許されないことです」と前置きしつつ、こう続ける。「藤本さんはレギュラー番組はありませんが、年末の大型特番の常連でした。特に、年末恒例の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)スペシャルには毎年のように出演しており、番組の盛り上げ役として一役買っていました。テレビ局は今年、藤本さんの代わりになる人を探さなければなりません」(前出・制作会社関係者)。
番組スタッフも「代役」探しに奔走しているのだろう。
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■「オファーに慎重になる」可能性
当面、藤本が表舞台に立つことはないだろう。この先、復帰した際、今回の不祥事は痛手になりそうだ。
「藤本さんは、良くも悪くも番組で目立つ存在です。復帰したとしても、テレビで騒ぐ彼を見た視聴者からテレビ局に『反省してるのか』といったクレームが寄せられる可能性も考えられます。近年、テレビ局はコンプライアンスを重視しているので、そうした視聴者の反応を気にして、藤本さんへのオファーに慎重になるかもしれません」(前出・制作会社関係者)。
当面、藤本には厳しい目が注がれそうだ。
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■執筆者プロフィール
斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。
チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。
今期の推しは、『コタツがない家』(日本テレビ系)、『いちばんすきな花』(フジテレビ系)、『ゼイチョー~「払えない」にはワケがある~』(日本テレビ系)。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)