『ノートルダムの鐘』一番の見どころは“キモいおっさん”? 「嫌いだけど好き」「絶妙に癖になる」ディズニー好きが推すキャラとは…
きょう24日に金曜ロードショーで放送される『ノートルダムの鐘』について、ディズニーファンからは「意外なキャラクター」を推す声が。熱弁するその魅力とは…。
きょう24日放送の『金曜ロードショー』(日本テレビ系)で、1996年公開のディズニーアニメ映画『ノートルダムの鐘』が放送される。オンエアを楽しみに待つディズニーファンからは、意外なキャラクターが人気になっているようで…。
■心優しい青年が外の世界へ
『ノートルダムの鐘』は、フランスの文豪ヴィクトル・ユーゴーの小説『ノートルダム・ド・パリ』をディズニーがアレンジ。
その容姿ゆえにノートルダム大聖堂の鐘楼に閉じ込められて育てられた心優しい青年・カジモドが、美しい踊り子・エスメラルダと運命的に出会い、初めて愛と友情を知って、外の世界へと飛び出していく…というストーリーだ。
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■「フロロー判事はいいぞ」
テレビ放送を前に、Xでは「ノートルダムの鐘」がトレンド入りするなど、早くもファンの期待が集まっている。
その中でも、とくに多いのが「フロロー判事はいいぞ」「きょうはフロロー判事を拝む」「フロロー判事大好き」「フロローは必見」という声。
フロローとは、今作のディズニー・ヴィランズ(悪役)キャラクターのクロード・フロロー。カジモドの母を死に追いやり、カジモドを大聖堂の鐘楼に20年間閉じ込めて鐘撞きとして育てた最高裁判事で、エスメラルダに暗く歪んだ恋慕を抱き、彼女を手に入れるか、自分を誘惑した魔女として火刑にしようと目論むという人物だ。
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■異色のキャラクター
フロローは、信心深さ故に異教徒を蔑んで排除しようとし、その一方で、蔑んでいる相手であるエスメラルダに執着して葛藤する。
ディズニー作品のヴィランズの中でもかなり異色のキャラクターだが、ファンの中には「一番の見どころはこのキモいおっさん。『自分の正義と対立する存在に恋してしまった矛盾に焼かれてどんどん壊れていくキモいおっさん』です」と“激推し”する人も。
「ヴィランの中でも飛び抜けて生々しいから嫌いだけど好き」「人間性のある気持ち悪さが絶妙に癖になる」「ヴィランズの中で一番情熱的で人間らしくて好き、キモいけど超絶拗らせおじさんだけど割とファンに愛されてる」「フロローの愛はとくに気持ち悪いけど、そうなるのは理解できるのよね」といった声もみられる。
こういった声に、さっそく「フロローさんがどんな人なのか気になったので金ローの録画予約入れた」という人も見受けられた。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)