デーブ・スペクター、有名人の盗撮に「肖像権はない」と主張も… 共演者は異論
プライベート写真の盗撮・販売問題で、有名人には肖像権がないと主張したデーブ・スペクターだったが…。
タレントでテレビプロデューサーのデーブ・スペクターが、26日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)に出演。有名人の盗撮問題に「肖像権はない」などとコメントした。
■ステージ写真やプライベート写真の盗撮問題
番組はスマイルアップ(旧:ジャニーズ事務所)が公式サイトに掲載した、タレントのプライベート写真や個人情報売買に注意を呼びかける声明を紹介。同社は悪質なものは警察機関への相談や法的措置も行うとしており、スタジオではこの問題を議論することになった。
同じアイドルの元乃木坂46・松村沙友理は、インナーの写ったライブ中の盗撮写真販売や非公式グッズの流通など、自身の被害談も交えてスマイルアップ社の意向に理解を示していく。
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■「一歩外出れば肖像権はない」
しかし、デーブはこのコメントに「販売は不謹慎なんですけど」としながら、「本来は有名人って、一歩外出れば肖像権はないんですよ、正直に言って」と主張。これに対して松村、藤田ニコル、みちょぱの女性陣は「うーん?」「えぇ~」と声を揃えて異論がある様子を示す。
デーブは「日本は、一応あるっていうふうに作ってはいるんですけど、果たして法的に…」とさらに訴えかけたが、弁護士の細野敦氏は「パブリシティ権というのはありますよね、当然ね」と補足、反論した。
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■雑誌が許されてしまっているとの指摘が
これでスタジオには苦笑いが響き渡り、デーブも困惑したような表情を浮かべる。ひな壇からは続々とツッコミが入ったが、爆笑問題・太田光だけは「デーブさんが言うのはわかるのは、その手の雑誌があるじゃない?」「それは許されてるっていう」と一部共感した。
細野氏はこれに「パブリシティ権侵害で訴えれば、損害賠償も差し止めもできるんで」とさらに補足を入れ、田中裕二もMCとして「手間もお金もかかるという」と現実的な側面を指摘。続けて、藤田に意見を求めていった。
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■にこるん・みちょぱはファン側にも苦言
デーブに意見したい様子だった藤田は、「ファンがやってるとしたら」と仮定した上で、「それはファンと名乗っちゃいけないと思う」など、ターゲットにされやすい側から悪質な盗撮に苦言。
同じくデーブには反論したい様子だったみちょぱも、「売るほうも悪いけど、買うほうも悪い」「表の顔だけを見てあげてほしいというか、それ(プライベート)を求めちゃうファンもどうなのかなって」などと、ファンの側に苦言を呈している。さまざまな問題点があり、厳密には違法な行為だが、止めることは難しいというのが実態なようだ。
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(文/Sirabee 編集部・玉山諒太)