山崎福也の背番号18継承は「嬉しい」岩本勉氏が喜び 斎藤佑樹氏と逸話も告白
北海道日本ハムファイターズに入団が決まった山崎福也投手の背番号が18番になったことに岩本勉氏が喜び。斎藤佑樹氏とのエピソードも。
元北海道日本ハムファイターズの岩本勉氏が、移籍の山崎福也投手が背番号18番を背負うことに喜びの声を上げた。
■山崎投手の「背番号18」に喜び
山崎投手が背番号18をつけることに岩本氏は「嬉しいやん、嬉しいやん」と喜ぶ。
そして「FAの交渉材料で、今(オリックス時代)福也が11番でしょ。ファイターズはダルビッシュ、大谷がつけた11番を用意するかとも思った」と語る。
続けて「僕は福也のお父さんとバッテリーを組んだこともある身として、18番をつけてくれたら嬉しいなと元18番として思っていたのよ。ほんなら見事に、最後の条件的な感じで、福也の18番、縁があるやん」と話した。
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■18番への思い入れを語る
岩本氏は18という背番号について「ピッチャーでプロ野球選手になって18番をつけるというのは、すごい光栄なことですから。松坂大輔も入団するときに『好きな背番号はなんですか』と聞かれて、 18番と答えて物議があったんやで」と説明する。
そして「日本ハムが松坂を指名するから、岩本どうすんねんってなったんや、あのとき。それで僕が背番号18番をつけた経緯を彼に伝えて、それでも『僕は18番がいいんです』って言ったら譲りますよって言ったぐらいなの」と告白。
続けて同氏が入団時の20番から38番、そして18番になった経緯を語った。
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■斎藤佑樹氏もこだわり
さらに岩本氏は斎藤佑樹氏が入団時に18番をつけたことに触れ、「そのときもね、ガンちゃんがつけていた18を継承したってみんなが言ってくれていたの。佑ちゃんも意識してくれていた」と振り返る。
そして「なかなか成績が出ずに、1番にしたでしょ。そのときに佑ちゃんはわざわざ電話してくれたの」「なんでわざわざ連絡をくれたのと言ったら、岩本さんも思い入れがあったし、僕も思い入れがあった18番だから、ご報告したくてと、丁重に連絡をくれたの。それだけプロ野球選手は背番号にこだわりをもっているということやで」と話す。
岩本氏は最後に「山崎投手に期待したいこと」を聞かれると「12勝6敗。なんなら18勝してください。あなたならできます。期待しています」とエールを送っていた。
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■前任は吉田投手
ファイターズの背番号18番はかつて読売ジャイアンツから移籍した左腕の高橋一三氏が背負い、チームを優勝に導いている。
次に18番をつけたのは巨人でも活躍し、最優秀防御率のタイトルを獲得した河野博文氏。その後岩本氏、藤井秀悟氏、斎藤佑樹氏、現千葉ロッテマリーンズ・岡大海選手、今オフにトレードされた吉田輝星投手に受け継がれた。