中日・片岡篤史コーチ、現役ドラフトで獲得の梅野雄吾に期待　「環境を変えて…」

中日ドラゴンズの片岡篤史ヘッドコーチが自身のYouTubeチャンネルで、8日に行われたプロ野球現役ドラフトについて語った。

【動画】片岡コーチが現役ドラフトを語る

■オリックス移籍の鈴木投手にコメント

片岡コーチは現役ドラフトで中日ドラゴンズからオリックス・バファローズへの移籍が決まった鈴木博志投手について「本当に人がええやつでね。一生懸命やってくれるし」と語る。

そして「鈴木博志にかぎらず、現役ドラフトって去年もね、ソフトバンクからタイガースに移った大竹とDeNAからドラゴンズに来た細川くんが大活躍してくれたけど、みなさん勘違いしたらあかんのはね、出されるというイメージよりも、うちよりも力を発揮できるというふうな思いで、たぶんみんな出してると思う」と持論を展開した。

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■巨人移籍の馬場投手にもエール

さらに片岡コーチは阪神タイガースから読売ジャイアンツに移籍が決まった馬場皐輔投手に「1軍でも結構投げているし、成績も残しているけど、それだけタイガースのレベルが高いということやろうな」とコメント。

続けて「巨人の場合はオフになっても投手を結構補強しているし、そういうところが一致したんだろうな。馬場はドラフト1位で真面目だったし、阪神と巨人の両人気球団でプレーできる選手は少ないと思うよ」と話す。

そして「今度中日に来る山本泰寛もそうだけど、馬場もがんばってほしいね、巨人に行って。持ち味であるカットボールやツーシーム系の小さい変化をね。まあうちは来年当たるんやからね、一緒にやった人間としては素直で良い人間なので、がんばってほしいね」とエールを送った。

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■梅野投手には「期待したい」

東京ヤクルトスワローズから中日に入団が決まった梅野雄吾投手には「前回タイガースのコーチをしているときから、梅野は入団して早々と戦力として投げていたんで」と語る。

さらに「パワー系というか、身体がガッチリしているタイプなんで。ここ数年なかなか思うような結果が出ていなかったと思うから。彼も環境を変えて。バンテリンドームはピッチャーにとって有利になってくるので、戦力として期待したいですよ」とコメントしていた。

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■ネット上でも応援の声

中日からオリックスへの移籍が決まった鈴木投手は2017年のドラフト1位。150キロ台後半の速球を武器に初年度から中継ぎで活躍し、2年目には14セーブを記録したが、ここ数年は1軍での登板機会が減っていた。

一方ヤクルトから中日に移籍する梅野投手は2年目から1軍に定着し、セットアッパーとして活躍。2021、22年の連覇に貢献するも、今季は5試合の登板にとどまった。

片岡コーチ同様、ネット上でも中日・ヤクルト双方のファンから両選手に「がんばってほしい」と応援の声が上がっている。