『Mー1』ファイナリスト9組決定 現地にいた記者がこっそりプッシュする「3組」とは?
今年も大盛り上がり必至のM-1グランプリ。実力派9組の決勝進出が発表された中、一部の記者たちは誰に注目した?
12月24日クリスマスイブに行われる漫才頂上決戦「M-1グランプリ2023」。そのファイナリスト9組が7日に決まり、今年も実力派コンビが揃ったが、お笑い通のライターたちはどのコンビに最も注目しているのか、聞いた。
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■ファイナリスト9組が決定
過去最多となる8540組がエントリーした今大会。
7日に行われた準決勝を勝ち抜いたのは、ダンビラムーチョ、くらげ、マユリカ、令和ロマン、ヤーレンズ、モグライダー、カベポスター、さや香、真空ジェシカの9組で、決勝当日の24日に敗者復活戦が行われ、そこを勝ち抜いた1組を加えた全10組が雌雄を決する。
過去、ファイナリスト経験があるのはカベポスター(2年連続2度目)、さや香(2年連続3度目)、モグライダー(2年ぶり2度目)、真空ジェシカ(3年連続3度目)の4組。
初進出となるダンビラムーチョ、令和ロマン、ヤーレンズ、マユリカの4組も、昨年準決勝まで駒を進めた(その後の敗者復活戦は敗退)実力派。くらげも2019年出場時に準決勝まで進んでいる。
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■会場イチの笑いとった「モグライダー」
この9組の注目株を、お笑いに詳しい3人の芸能記者に聞いた。
大手メディア所属のA氏は「優勝の本命はモグライダー」と予想する。
「準決勝のネタも、二人のキャラをしっかり出しつつ、展開良く飽きない4分間にまとめていた。特に後半のボケは会場イチの笑いを起こし、理想的な構成で安定感も◎。大穴になりそうなのがダンビラムーチョ。昨年の準決勝ではコケましたが、初の決勝進出という勢いそのままに行ってくれそうな期待がある」(A氏)。
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■雪辱に燃える「さや香」に期待
一方、元お笑い関係者だったライター・B氏は「今回は大本命がおらず難しい」と吐露。
「さや香は毎回安定の笑いをとってくれていて、個人的に推している。しかし、過去の麒麟やオズワルドのよう決勝には進むも、優勝にあと少しで届かない存在になっているので、今年こそは。あとは出場者の中では最若手にしてネタの完成度が高い若手注目株・令和ロマンにも期待」(B氏)。
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■ダークホース「ヤーレンズ」
準決勝の攻防をじっくり見続けていたC氏はヤーレンズを有力視。
「決勝進出組の中で一番キャラが立っていると感じたのは、ヤーレンズ・ボケの楢原(真樹 ※写真左)。準決勝ネタでは一つ一つのボケで会場の爆笑をさらっており、当日が楽しみ。ファイナリスト記者会見で若干スベっていたのが不安材料ですが…」(C氏)。
3氏が推すのはモグライダー、さや香、ヤーレンズの3組。果たして当日はどんな展開が待っているのか。
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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)