『うちの弁護士は手がかかる』、続編説も浮上する快挙 「金曜日の壁」を乗り越えて…
ムロツヨシの主演ドラマ『うちの弁護士は手がかかる』が最終回を迎える。関係者の間では「続編」も期待されていて…。
22日、ドラマ『うちの弁護士は手がかかる』(フジテレビ系)が最終回を迎える。毎回SNSでの反応が良く、Tver(ティーバー)のランキングでも上位に来ることが珍しくない。
このドラマは、「金曜日の壁」を乗り越える快挙を見せて…。
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■ムロと平手の掛け合いが好評
『うちの弁護士は手がかかる』は、ムロツヨシ演じる芸能事務所の敏腕マネージャーだった主人公が、長年連れ添った女優から突然クビにされるところから始まる。その後、ひょんなきっかけで、平手友梨奈演じる新人弁護士のサポートをするパラリーガルを務めることに。
少々お調子者なパラリーガル役のムロとわがままで気が強い新人弁護士の平手が衝突ししつも、協力して様々な問題を解決していく物語だ。
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■金曜日の21時には「壁」が
フジテレビでは、54年ぶりとなる金曜日の21時枠の連続ドラマとして始まった。当初、業界内では先行きを危ぶむ声もあったという。
ある制作会社関係者は、「金曜日の21時は、日本テレビは『金曜ロードショー』、TBSは『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』、テレビ朝日は『ミュージックステーション』と、他局はいずれも人気番組ばかりです。そのため、この枠でドラマを放送しても、埋もれてしまうのではないかと囁かれていました」と話す。
だが、蓋を開けてみれば、そんな予想を覆す結果になった。「リアルタイムでの平均視聴率は6.0~7.0%であるものの、金曜日の夜であること、他局で人気番組が並ぶことを考えると決して低い数字ではありません。放送後はTverのランキング上位になることも多く、ネット上でも『文句なしに面白い』『ストレスなく見れる』など評価する声が多いです」(前出・制作会社関係者)。
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■他の裁判ドラマと異なる点も
「金曜日の壁」を乗り越え、視聴者からの評判も良好な『うちの弁護士─』。なぜ、これほど人気が出たのか。前出の制作会社関係によれば、1話完結型のスタイルが大きいという。
「近年は警察、医療、裁判をテーマにした作品が好まれる傾向にあります。これらの作品は1話の中で事件が起き、解決していくのを繰り返すスタイルを取っています。『1話完結』だと飽きずに見られますし、途中で見逃しても話についていきやすいんです」(前出・制作会社関係者)。
そんな「成功パターン」の作品であることに加えて、こんな魅力も…。「裁判系の作品だと、法廷で弁護士が検察官と白熱したバトルをするのが鉄板です。ですが、『うちの弁護士~』は相手側の弁護士と示談交渉するなど、現実でも多い場面をリアルに描いている印象です。また、変に誰かを貶めたり、傷つけたりせず、ムロさんと平手さんの掛け合いをコミカルに描いているので、気を張らずに見られる人も多いのではないでしょうか」(前出・制作会社関係者)。
「1話完結スタイル」を取り入れつつ、随所で他の裁判ドラマと差別化しているというわけだ。
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■続編を制作する可能性
22日の放送で最終回を迎える。ドラマが終わることを惜しむ人も多いだろう。
前出の制作会社関係者は、続編を制作することも考えられると期待を寄せる。「スペシャル版やシリーズ2を放送すれば、反響が見込めると思います。現場は、ムロさんを中心にいつも和やかな雰囲気でチームワークも良かったので、出演者やスタッフの気持ちが一致すれば続編も十分あり得るでしょう」(前出・制作会社関係者)。
金曜日の21時、ムロと平手のやりとりが再び見られることを期待したい。
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■執筆者プロフィール
斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。旧ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。
チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。
今期の推しは、『コタツがない家』(日本テレビ系)、『いちばんすきな花』(フジテレビ系)、『ゼイチョー~「払えない」にはワケがある~』(日本テレビ系)。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)