日ハム・万波中正を「メジャーも注目」　高木豊氏の解説に「確かにMLB向き」ファンも期待

元プロ野球選手で野球解説者の高木豊氏が20日、公式YouTubeチャンネル『高木豊 Takagi Yutaka』を更新。高木氏が考える、「メジャーで通用すると思う選手」について語った。

【動画】高木氏が考える「メジャーで通用する選手」

■「力を発揮できる」絶賛

今回の動画では、大谷翔平選手らの活躍で、ますます注目が集まる日本人選手のMLB挑戦に焦点を当て、現時点では挑戦の意思を表明していない選手の中から、高木氏が可能性を感じる選手をピックアップした。

野手で真っ先に名前を挙げたのは、北海道日本ハムファイターズの万波中正選手。「あの肩の魅力だとか、守備に対しての不安がまったくない。それと速いボールにも強い」と力説する。

「物怖じしなく、いい所で活躍する。大きな舞台、人が注目する舞台でそういう力を発揮できる。身体能力も高いしメジャーも注目してると思う」と絶賛した。

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■牧、森下、小園の名前も

また、横浜DeNAベイスターズの牧秀悟選手もピックアップし、「牧の対応力は大したもの。どんなに速い球でも、比較的しっかりしたコンタクトができる」と解説。

さらに、阪神タイガースの森下翔太選手も挙げ、「この選手は成長していくと思う。順調に成長したら、可能性はなくはないと思う。彼の思い切りとか、可能性は秘めているな、というふうに思う」と語る。

広島東洋カープの小園海斗選手についても、「バッティングは、対応力は抜群にあると思う。速いボールにも強い。可能性はなくはないと思う」とした。

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■投手で「成功しそう」なのは

投手ではオリックス・バファローズの宮城大弥投手、阪神の伊藤将司投手を選ぶ。「時代から逆行してるんだよ、この2人っていうのは。大きな変化、奥行きの変化とかタイミングだとか、そういうのを使いながら投げるピッチャー」と指摘。

「今はパワーピッチャーが主流になってきているじゃない。それを時代と逆行して、変化球のキレとかで勝負できるようなピッチャーが（メジャーに）行くと、逆に俺は成功しそうな気がする。精度がいいからね。そういう面では通用するのかな」と期待を寄せる。

また、オリックスの山下舜平大投手も「面白いよな。しっかりまとまってきたらメジャーでも通用するんじゃないの」とし、同じくオリックスの椋木蓮投手も「あのボールの力とか変則的な投げ方だとか、通用しそうな感じがするよ」と語っていた。

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■「確かにMLB向き」ファンもワクワク

高木氏の話に、ファンも「万波選手がNo1だと思います」「万波は確かにMLB向きだと思います」「森下くん！　数年後にはメジャーが注目するくらいの選手になってほしいな」「日本の野球もまだまだ伸びるってことですね」とワクワク。

一方で、「万波は40本塁打以上打ってからの話でしょう」「森下はまだメジャー早いよ（笑）でも、そうなる雰囲気はあるね」と冷静な声や、「NPBはメジャーのファームじゃないぞ。飛び抜けたスター同士がライバルで競う姿も日本の身近でたくさん見ていたい」といった意見も見受けられた。