2024年は去年と比べてどんな年になる? 期待度の世代格差も明らかに
新しい年はどのような一年になるのか。世間の予想を聞いてみると…。
野球の世界大会・WBCで日本が優勝したり、新型コロナウイルスの感染症法上の分類が「2類相当」から5類に引き下げられたりと、前向きなニュースもあった2023年。
しかし、身の回りでは多くのものが値上げとなり、ウクライナやパレスチナでは激しい紛争が続いており、厳しい一年でもあった。
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■「経済良くなる」との予測も
2024年は辰年。天に昇る龍がごとく、大きく上昇する年になるのだろうか。さまざまな経済予測では、「昨年よりも景気が持ち直す」という予想も見られる。
また、7月にはパリ五輪も開幕し、日本選手の活躍が世界を沸かせるかもしれない。新しい年に対して、世間はどんな期待や不安を抱いているのだろうか。
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■7割が「昨年より良くなる」
Sirabee編集部が、2023年12月1〜8日にかけて、全国10〜60代男女1,000名を対象に「今年の予想」について調査したところ、去年と比べて「ずっと良い年になる」と答えた人が20.9%。
「やや良い年になる」という回答が最も多く、53.8%にのぼった。およそ4人に3人は、「2024年は昨年よりも良くなる」と前向きな予想をしているようだ。
「やや悪い年になる」は17.8%、「ずっと悪い年になる」は7.5%だった。
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■若い世代ほど期待
未来への予測は、これからの人生が長いのか短いのか、これまでどんな経験をしてきたかによっても差が出るかもしれない。今回の調査結果も世代別で見るとかなりバラつきが現れた。
「ずっと良い年になる」という最もポジティブな予想は、若い世代ほど多く、10〜20代では28.1%に。一方、60代では14.3%にとどまった。
「やや良い年になる」はどの世代でも最も多くの割合を占めたが、10〜20代では唯一、6割を超えている。一方、「やや悪い年になる」という悲観的な見方は、50代以降で2割を超えた。
2024年がより良い年になるのは、マクロな潮流に加えて、一人ひとりの気の持ちようも大きいのかもしれない。
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■執筆者プロフィール
タカハシマコト:ニュースサイトSirabee編集主幹/クリエイティブディレクター
1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。
著書に、『ツッコミュニケーション』(アスキー新書)『その日本語、お粗末ですよ』(宝島社)
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)