ポリ袋と新聞2つでできる「簡易トイレ」の作り方 水洗トイレが使えないときの対処法
内閣府の政府広報オンラインが令和6年能登半島地震を受け、ポリ袋と新聞紙で作る簡易トイレなど災害時に役立つ情報を伝えた。
政府広報オンラインが2日、公式X(旧・ツイッター)を更新。1日夕方に発生した令和6年能登半島地震を受け、水道やトイレが使えないときの対処法を紹介した。
■水道が使えないときには…
政府広報オンラインは「避難所で給水される水を運ぶためには、ポリタンクやカートが便利。それらがない場合は、ポリ袋と風呂敷・エコバッグを使う運び方があります」と、水を運ぶのに便利な道具を準備していないときの対策を紹介。
水を入れたポリ袋を風呂敷に乗せ、そのまま両端を持ってふたりがかりで運ぶ方法や、二重にしたポリ袋をリュックサックに入れ担いでいく方法を伝えた。
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■新聞紙とポリ袋で簡易トイレ
また配管などの破損によって、水洗トイレが使えないときの簡易トイレの作り方も説明されている。
まず便座を上げた便器にポリ袋をかぶせ、便座を下げたら再びポリ袋をかぶせ二重にする。最後は細かく切った新聞紙をポリ袋の中に入れていくというもの。
ほかにも政府広報オンラインでは「災害で住まいが被害を受けたときに最初にすること」「被災時に気をつけたい体調管理」と災害時に役立つ情報を発信している。
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■最終的にはその場で判断を
身近なもので作れるため、もし災害時に簡易トイレの用意がなかったさいに備え、覚えておくと良さそうだ。ポリタンクやカートを使わない水の運び方や新聞紙とポリ袋の簡易トイレの作り方は文章だけでなく、動画でも合わせて案内されている。
投稿には「配管さえ壊れていなければトイレに直接、水を流すのもありみたいですが。避難場所や状況に合わせて個々で判断して良さそうですよね?」と、投稿の内容をうけながらも最終的には状況によって判断することをうながす声もあった。