高木豊氏、バウアーはメジャー復帰を諦めていないと推測　布石にオリックス移籍か？

オフに横浜DeNAベイスターズを退団するも未だ移籍先が決まらないトレバー・バウアー投手について、野球解説者の高木豊氏が13日更新の自身YouTubeチャンネルでコメント。メジャー復帰を諦めていないとにらみ、布石としてオリックス・バファローズに移籍するのではと予想した。

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■すぐのメジャー復帰は難しい？

バウアー投手にはDeNA残留かメジャー復帰で揺れているとの報道があるが、高木氏は「メジャーは多分ないと思うわ」ときっぱり。

昨年10月に和解が成立しているものの、メジャー時代に性的暴行などで女性から訴えられていた件を念頭に、「訴訟とかに対して、メジャーはすごく厳しくなってる」「暴力的なことに関しては非常に厳しい」「どんなスーパースターでも切るからね」などと指摘した。

続いては、残留交渉のDeNAに加え、福岡ソフトバンクホークス、オリックス・バファローズの3球団が獲得交渉に動いているとの報道に触れていく。

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■メジャー復帰の布石にオリックスへ？

各球団はいずれも巨額の提示をすると報じられているが、高木氏は「俺はお金というよりも、名誉だと思う」と持論を展開。具体的には、「オリックスが優勝してるよね？　金は一律20億だとするじゃない？」「俺だったらオリックス行く」と推察する。

この理由には、優勝を狙えるチームである他、メジャー復帰を見据えた算段もあるのではないかと指摘。「メジャーという夢は、バウアーは捨て切れてないと思う」「日本一になったチーム、その中のローテーションだよ、みたいな。自分の価値を高めるには優勝するしかない」「そうなると、俺はオリックスの目が強いと思う」と解説した。

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■ファンも納得の分析

高木氏はさらに、「俺は由伸の代わりに入ったよ、みたいな。『俺は由伸と同等の投球ができたよ。さあメジャーどう？』みたいな。『俺獲らない？』ってアピールできるよね」と、オリックスエースの山本由伸投手がメジャーへ移籍したことも事例に。

「バウアーは賢い人間だから、多分そこを狙ってるのかなという気はしないでもない」「だって、山本由伸が沢村賞を3年連続で獲りました、抜けました、俺が行きました、沢村賞獲りました。『ほら、由伸の代わりに入ったから優勝できたじゃないか』って、俺はそういう筋書きをすると思う」など、交渉材料に用いるのではとにらんだ。

また、山本投手のメジャー移籍により、オリックス側に豊富な獲得資金があることも有利だと感じているそう。こうした分析に、コメント欄には「オリックスの可能性は低くはないと思います」「MLB復帰を目標とするならばチームの優勝と沢村賞を狙うしかない」「確かにオリが獲得すれば4連覇濃厚になると思う」といった声が寄せられている。