受験シーズンになると今でもそわそわする？　若い世代は記憶がリアルか

今年も受験生とその家族、関係者にとっては大きな山場となる季節がやってきた。13、14日には全国で大学入学共通テストが実施。さらに、関西地域や埼玉県などでは、中学受験もスタートしている。

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■中学受験は2月1日がピーク

ドラマにもなった漫画『2月の勝者』のタイトルにもあるように、東京都内の「御三家」と呼ばれる男女の超名門中学校の受験日は、2月1日の1回のみ。その後も神奈川県などを含めて多くの中学校が2月前半に試験日を迎える。

その後、2月後半にかけては国立大学の二次試験や私立大学の試験、また高校受験なども続く。多くの人がどこかで通ってきた道だと思われるが、今でも心がざわつく人はいるのだろうか。

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■「今でもそわそわ」は1割強

Sirabee編集部は、1月9〜11日にかけて全国10〜60代男女1,000名を対象に「受験シーズン」について調査したところ、「この季節になるとかなりそわそわする」と答えた人は2.9％。「ややそわそわする」が11.8％だった。

「あまりそわそわしない」は24.0％、最も多かった答えは「全くそわそわしない」で61.4％となっている。1割強の人は、このシーズンには今でも心がざわつくことがあるようだ。

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■若い世代は記憶がリアル？

人間の記憶は、年とともに薄れていくもの。そのせいか、今回の調査で「かなりそわそわする」と答えた人は10〜20代で最も多く、8.4％。「ややそわそわ」と合わせると2割に迫った。

そわそわする人の合計は、年代が上がるほど下がる傾向も。ただ、40〜50代で「かなりそわそわ」が前後の世代よりも増加するのは、子供の受験が関係するからかもしれない。

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■執筆者プロフィール

タカハシマコト：ニュースサイトSirabee編集主幹／クリエイティブディレクター

1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ（TCC）会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。

著書に、『ツッコミュニケーション』（アスキー新書）『その日本語、お粗末ですよ』（宝島社）

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（文／Sirabee 編集部・タカハシマコト）

【調査概要】
方法：インターネットリサーチ
調査期間:2024年1月9日～1月11日
対象:全国10代～60代男女1,000名（有効回答数）