「バモス!」阪神・原口文仁、大腸がん手術から5年で「完治」を報告 動画&最新ショットで元気な姿
阪神・原口文仁が、大腸がんの手術から5年を迎え「完治」を告げられたことを報告。大の阪神ファンの千秋らからも安堵や祝福のメッセージが寄せられた。
阪神タイガースの原口文仁選手が23日、自身のX(旧・ツイッター)を更新。2019年に手術を受けた大腸がんが「完治」したことを報告した。
■「今年も全力でプレーします」
原口選手は、「今朝、最後の診察を終え、2019年1月に手術を受けた大腸がんが『完治』を迎えたと告げられました」と報告。
「皆様からの温かいご声援と、関係者の方々の支えのおかげで歩むことができた5年間です。本当にありがとうございました」と感謝をつづり、「家族と過ごせる、野球ができる毎日に感謝をしながら、今年も全力でプレーします!」と決意を新たにした。
関連記事:秋野暢子、がん治療後に“奇跡”と感じたこと 「普通にできることがまさに…」
■動画でもメッセージ
さらに、原口選手のマネジメントを担当する所属事務所の公式Xも、「あの日から5年」と原口選手の投稿を引用し、合わせてメッセージ動画や、自身のサインの前でポーズを取っている最新ショットを公開。
原口選手は動画で、「5年という一区切りを無事、きょう迎えることができました。多くの人に支えられて、今があります。本当に皆さんありがとうございます。これからも健康第一で頑張っていきますので、皆さん、熱い応援よろしくお願いします」と呼びかけている。
関連記事:秋野暢子、手術当日に応援の声集まる 「頑張ってください」「祈ってます」
■「バモス!」が話題に
原口選手は2019年1月、大腸がんと診断されたことを公表して手術を受け、リハビリを経て同年5月のウエスタンリーグの試合に出場。抗がん剤治療を続けながらも同年6月に1軍復帰し、7月のオールスターゲームにも出場した。同年オフには、がんが5段階の分類のうち2番目に重い「ステージ3b」であったことも公表していた。
昨シーズンは代打として54試合に出場。試合前の円陣で、原口選手が発した「バモス!(スペイン語で『さあ行こう』)」が選手間の合言葉となり、チームが一体となるなど、18年ぶりのリーグ優勝と38年ぶりの日本一に貢献した。
関連記事:食道がんから復帰の秋野暢子、ボランティア活動再開 「勇気をいただきました」
■千秋「また背中に気合いを入れさせて」
原口選手の報告に、大の阪神ファンで知られるタレント・千秋が「良かったです。これからもご活躍を楽しみにしています。また背中に気合いを入れさせて下さい」とコメント。巨人や西武でプレーした元プロ野球選手の鈴木康友氏も「5年寛解と言われますからね。連覇に向け頑張ってください」とメッセージを寄せた。
ファンからも、「本当に良かったです! プロ野球選手であり続けながらの治療は本当に大変だったと思います、お疲れ様でした」「完全復活おめでとうございます。今シーズンの活躍に期待しています!」「がん患者さんだけでなく、多くの人に勇気を与えていると思います! ありがとうございます!」と労いや回復を祝うメッセージが続々と届いている。