大谷翔平寄贈グラブの“正しい使い方” 総社市長に称賛の声「別府市は役所に…」
大分県別府市長の長野恭紘市長が、大谷翔平寄贈のグローブを市役所に展示し賛否が。そんななか、岡山県総社市長の片岡聡一市長は…。
岡山県総社市長の片岡聡一市長が24日、自身のX(旧・ツイッター)を更新。MLBロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手から届いたグローブで、小学校の児童たちとキャッチボールする様子を公開した。
■全小学校に6万個
大谷選手は昨年11月、日本の全小学校約2万校に、ジュニア用グローブ(各校3個)約6万個を寄贈すると自身の公式インスタグラムで明かした。
ニューバランス社の黒と茶色のツートンカラー。ニューバランスは「大谷翔平選手は、幼少期から野球を楽しんでいた経験から、日本全国の各小学校へ3つのジュニア用野球グローブ(右利き用2個、左利き用1個、小学校低学年用サイズ)を寄贈することで、子供たちが楽しくキャッチボールをする場面を想像しています」とコメントを発表していた。
関連記事:大谷翔平、日本国内の小学校にグローブ6万個寄贈へ 直筆メッセージも反響「字が…」
■片岡市長は別のグローブ使用
そして、ついに総社市にグローブが。片岡市長は「大谷翔平選手から総社市の小学校へグラブをいただきました。みんな大喜びでさっそくキャッチボールをしたところ、この子の豪速球には驚いた!」と動画を添付した。
大谷グローブをはめた男子児童と体育館でキャッチボールをする様子。片岡市長が使用しているのは、自前のグローブとみられる。
関連記事:大谷翔平のグラブ6万個寄贈を宇多丸が称賛 「大事にしまいこむかも」と持論も
■別府市長に賛否
大谷グローブをめぐっては、大分県別府市長の長野恭紘市長が「私が見るだけではもったいない! ということで、市役所正面入口に当面飾ります!」とSNSに投稿。児童に届けるはずのグローブを市役所内に展示したことで、賛否が巻き起こっていた。
こうした経緯もあったため、片岡氏の動画には「こういう使い方が正しい使い方ですよね」「多分、大谷選手もこういう映像、未来のプロ野球選手を待ってるんだと思う」「これがあるべき姿です! 岡山県さすがです!」「大分県別府市は役所に飾ってます笑」との反響が集まっている。