読売ジャイアンツは「良い補強をした」 高橋尚成氏が新外国人・オドーアを分析
読売ジャイアンツが獲得したオドーアを高橋尚成氏が解説。「良い補強をした」と語るが、不安要素も指摘。
元読売ジャイアンツの高橋尚成氏が自身のYouTubeチャンネルで、巨人が獲得したルーグネッド・オドーア選手を分析した。
■オドーア選手を解説
巨人が獲得を発表したオドーア選手について高橋氏は「テキサスでプレーしてたときの印象がすごく強いんですよね。そのときによくメジャーの番組をやっていたので、それでよく見ていたというのもあるんですけど、まあでも良い補強ができたんじゃないかなと思う」と語る。
続けて「ホームランはテキサスのときには30本以上打ったりとか、30本近く打ったりというときもあったと思うんですけど、ここ最近はちょっとホームランの数が減っているのと、三振が多いというのが気になる」と分析。
そのうえで「補強としてメジャーで活躍していた選手をとれたということは、 チームにとってプラスになると思う」と解説した。
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■実績は申し分ない?
オドーア選手の近況をスタッフは「メジャーで1154試合出場、打率は2割3分、ホームラン178本、 打点が568でOPSが710。レンジャーズ時代にはホームラン30本を3回記録。ただし、昨シーズンパドレスでは59試合の出場にとどまり 、打率は2割3厘、ホームランは4本。18打点」と紹介する。
これに高橋氏は「最近、調子を落としているというより、レンジャーズを出てからそんなに成績が上がってないんですよね、それは気になるところではあるんですよ。もともと打率やOPS、出塁率が高い選手ではないので、そこはどうかなというところはあるんですよね」と指摘。
そのうえでオドーア選手が巨人に溶けこむことに意欲を示していることなどを評価し、「実績は凄く良い」とコメントした。
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■不安要素も指摘
高橋氏は「不安要素としては、成績がちょっと下降をしてるっていうのは、ちょっとあるかな」と指摘。
そして「日本のピッチャーって、低めの変化球のコントロールがすごくいいんですよ。たぶんメジャーの選手より、低めのコントロールが全体的にやっぱり日本の方がレベルが高いと思うんですね」と持論を展開する。
さらに「見極めが悪くて空振りをとられて、三振になってしまったり、凡打になってしまうという可能性はあるのかなという感じですね。 そこのケアをキャンプやオープン戦でコーチやチームメイトにいろいろ聞いてできれば、成績が出るんじゃないかなとは思います」とコメントした。
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■強力打線が完成する?
オドーア選手は内外野をこなせる野手で、メジャー通算178ホームランの実績を持つ。
坂本勇人選手、岡本和真選手という実績十分の2人がいるだけに、オドーア選手が実力通りの活躍をすることができれば、かなり強力な打線になりそうだ。