大谷翔平寄贈グローブ騒動 転売や展示に高木豊氏「そういう意味で贈ってない」
大谷翔平が寄贈したグローブをめぐっては、タグがフリマサイトに出品されたり、市役所内に展示されたりと騒動に。これに高木豊氏は…。
元プロ野球選手で野球解説者の高木豊氏が27日、公式YouTubeチャンネル『高木豊 Takagi Yutaka』を更新。MLBロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が寄贈したグローブをめぐる騒動に言及した。
■小学校に6万個寄贈
大谷選手は昨年11月、日本の全小学校約2万校に、ジュニア用グローブ(各校3個)約6万個を寄贈すると自身の公式インスタグラムで明かした。
ニューバランス社の黒と茶色のツートンカラー。ニューバランスは「大谷翔平選手は、幼少期から野球を楽しんでいた経験から、日本全国の各小学校へ3つのジュニア用野球グローブ(右利き用2個、左利き用1個、小学校低学年用サイズ)を寄贈することで、子供たちが楽しくキャッチボールをする場面を想像しています」とコメントを発表していた。
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■「そういう意味で贈ってない」
しかし、グローブのタグや同封された手紙がフリマサイトに出品されたり、大分県別府市長の長野恭紘市長が児童に渡す前にグローブを市役所内に展示したりと騒動に。
高木氏は「(タグは)取っちゃダメでしょ。大谷選手のファンだったら欲しくなる気持ちは分かるけども。そういう意味で贈ってないからね」「売っちゃいかんな」「なんで市に展示するのかね?」と苦言。
「大谷選手は、子供たちに野球をやってほしいと。少子化で野球人口も減ってるから、野球やってくださいよみたいな。そういう意図で贈ったのが、こんな問題になるんだね」と影響力の大きさに驚いた。
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■高木氏サインは出品オッケー
また、共演者が調べたところによると、高木氏のサインも出品されていることが判明。
これについて高木氏は「別に出品したっていいよ。それがお金になるんだよ? サインよりも喜んでくれるかもわかんない、現生の方が」「俺のサインは別にいいよ。もし(生活に)苦しんでる人がいるんだったら何枚でも書いてあげる」と寛大な心を見せた。