街中で入った謎のWiFi、スマホ画面にギョッとした… 表示された「8文字」で二度驚く
新宿・歌舞伎町を歩いていると勝手に接続した謎のWi-Fi。約40m離れた快活CLUB店舗から接続していることが判明した。
漫画『呪術廻戦』に登場する「余計なお世Wi-Fi」をご存知だろうか。街中や喫茶店などでフリーWi-Fiが勝手にスマホに接続してしまう現象のストレスを元ネタとした一発ギャグである。
しかしこの世には、余計なお世話かと思ったら「あり得ないレベルで有能」なWi-Fiが存在したのだ…。
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■勝手に入ったWi-Fi、よく見ると…
1月上旬、記者が東京は新宿・歌舞伎町付近にいたときのことである。
靖国通りで信号が変わるのを待っている間スマホを操作していると、何やら謎のWi-Fiに接続した模様。経験上、街中で勝手に接続されるWi-Fiには全く良いイメージがない。さらにその接続が「何らかのWebサイトを開いている最中」に行なわれたとなると、ストレスは倍増である。
接続マークを目視した時点ですぐさまWi-Fi設定をオフにしようと思ったのだが、問題なくWebサイトが開けることに気づく。画面もスイスイ切り替わり、快適なネットサーフィンが楽しめるではないか。
奇妙に思い、接続したWi-Fiの詳細を確認すると…スマホ画面には「kaikatsu」の8文字から始まる名称が表示されていた。
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■Wi-Fiの入った「距離」に目を疑う…
そう、こちらは「快活CLUB」のWi-Fiだったのだ。快活CLUBヘビーユーザーの記者は、週に最低一度は快活CLUBにて仕事をしたり、読書をするのがライフワーク。奇しくも、このときは「新宿歌舞伎町店」に向かう最中であった。
定期的に変更されるWi-Fiパスワードも都度更新しているため、スマホが快活CLUBのWi-Fiに接続するシチュエーション自体は全く珍しくないのだが…問題はその地点。
前出の通り、記者は快活CLUBへ向かう道中の信号待ちをしていたため、店舗とは靖国通りを「挟む形」で向き合っており、そこにはかなりの隔たりがあった。
そこで靖国通りを管理する「東京都建設局」の第三建設事務所に確認したところ、「新宿区役所前」の幅員は約42m(歩道含む)と判明したのだ。漫画『HUNTER×HUNTER』のノブナガによる「円」の半径が4mであることを考えると、これは驚異的な射程距離と言って良いだろう。
なお、X(旧・ツイッター)にて「快活」「Wi-Fi」といったワードで検索を行なったところ、他店舗で類似したケースに遭遇したユーザーや、快活CLUBの快適なネット環境を称賛するポストが多数見受けられた。
そこで今回は、快活CLUBのWi-Fiがいかに強力であるか、現地での検証を行なうと共に、同店を運営する「株式会社快活フロンティア」に詳しい話を聞いてみることに…。